『Dear my Works』



PC1:“クンタッチ” 三和宇良子(ミワ・ウラコ)(キャラシート)PL:エド
PC2:“リベレーター” 春哉彼方(ハルカナ・カナタ)(キャラシート)PL:ウィンD
PC3:“カゲトラ” 登良景秋(トラ・カゲアキ)(キャラシート)PL:マグパロス

目次

プリプレイ


■トレーラー
【SA-05/ある日、ヒロインが落ちてきて】

 あなた(あるいはあなたたち)の目の前に、彼、あるいは彼女は唐突に訪れた。
 組織の戦闘エージェントかもしれないし、由来不明のオーヴァードかもしれない。
 いずれにせよ、何者かと戦っていたことだけは確かだ。
 戦いには相手が必要だ。浅からぬダメージを負った来訪者を追い、脅威が街に現れる。
 あなたたちが取るべき対応は何か。決断のときが迫っている。

 このSAのBOSSは「SANPCを追ってきた脅威」である。

 SANPC:傷ついた来訪者
 彼もしくは彼女は、BOSSによって浅からぬダメージを負わされたオーヴァードです。
 何らかの理由(共感できて、PCが共闘可能な理由がいいでしょう)でBOSSと敵対しています。
 基本的には、BOSSとの戦いに他の人間を巻き込もうとしないほうがいいでしょう。
 もちろん、SANPC一人ではBOSSとまともに戦うことなどできません。PCの力が必要です。
 なお、基本的にBOSSは、どこまでもSANPCを追ってきます。逃げたところで無駄なのです。



GM:定刻になりましたので、突発SSSCセッション『Dear my works』
GM:プリプレイからはじめていくぜ!
登良景秋:うおー
春哉彼方:わー
三和宇良子:やったー!
GM:まずは自己紹介! キャラシと一緒におねがいします!
GM:まずはPC1,三和ちゃん!
三和宇良子:あい、クソデカ立ち絵のPC1が参りましょう。
三和宇良子http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrL2EggMM
三和宇良子:「慣れないなぁ、この感覚は……うーん」
三和宇良子:というわけで、三和宇良子(みつわ・うらこ)さん。20歳の大学生兼UGNエージェントでございます。
三和宇良子:Dロイス特異点パワーにより、生まれた頃からとにかくトラブルに巻き込まれる体質。現在進行形です。
三和宇良子:そんな体質だからか、詳しいきっかけなどの記憶はないですがオーヴァードとして覚醒。なし崩し的に保護され、エージェントとなったわけでございます。
三和宇良子:しかし裏社会に身を置いていたわけでもない、普通の大学生女子なものですから、戦闘などモルフェウスの力で生み出す白兵武器のパワーまかせ。素人なんですねぇ。
三和宇良子:しかし最近は意識が変わり、強くなりたいと考えているご様子。まずはリングフィットアドベンチャーをもっと真面目にやることからスタートした。
GM:モモデプッシュする三和ちゃん
三和宇良子:シリアスに適正があることも証明して見せますよ。というわけで、よろしくお願い致します!
GM:よろしくおねがいします!
GM:さあそんな三和ちゃんのHO!

HO-05-01:SANPC
あなたはひょんなことからSANPCを拾い、保護することになった。
SANPCは、強力なBOSSに追われている。遠からず、決定的な危険がやってくるだろう。
あなたのシナリオの目的は「SANPCを助ける」ことだ。

獅子宮姫々:どうかお助けくださいな
三和宇良子:SANって文字だけで〝大丈夫か〟ってなりますが、頑張りますよー!
GM:SANPCは「セッションアジャスターNPC」の略なので、ジッサイ安全
GM:カワイイ金髪の女の子と仲良くなろう
三和宇良子:おねロリじゃ、おねロリじゃ。
GM:お次、PC2! 
春哉彼方:はーい。新規キャラですよ!
春哉彼方https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYguWnhQMM
春哉彼方:「みんなー! 今日もカナ達のために来てくれてありがとー! それじゃいっくよー、まずはいつもの『SEIZE THE DAY』!」
春哉彼方:春哉彼方、12歳!(事務所発表) 4人アイドルグループ『ハニーコメット』(アナ、カナ、サヤ、タキの4人組)の一人として今日も元気に奮闘中!
春哉彼方:毎日を、トレーニング、アイドル活動、UGNイリーガル活動と大忙しです! 1stシングル『SEIZE THE DAY』絶賛発売中!
春哉彼方:……そう、UGNイリーガル活動。アタシ、こんなんだけど色々あって、なんかバトル適性とかあったりするんだよね。
春哉彼方:具体的に言うと、こう、特別製の装備を纏って変身するタイプの。
春哉彼方:あ、歌いながら戦うタイプじゃないです。そっちだったら死んでた。肺活量とかが。
春哉彼方:その辺話し出すと、アタシの昔話とか、アイツの話とか、なんでアタシの12歳が『事務所発表』なのかとか、色々話さなきゃいけないんだけど……
春哉彼方:尺の都合があるので一旦カット! 必要だったら情報収集とかで調べるよーに! あ、うそ、やっぱり調べなくていいです。
春哉彼方:以上! PLは今回で大N市2回目のウィンDです。宜しくお願いします!
GM:うおー! 設定!
GM:いいぞ
GM:HOはPC3と合同! だから続いてPC3もどうぞ!
登良景秋:はい!
登良景秋https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2oOJ8gIM
登良景秋:「よう、オレは登良 景秋(とら かげあき)」
登良景秋:「中学ン時に故障してスポーツ選手辞めたのも昔。今のオレは芸術家の卵、カゲトラ様ってとこだ。」
登良景秋:「異能はウロボロスのインク系とアバター系が合体した”カゲトラ”!」
登良景秋:「絵を実体化したりインク白虎になって暴れたりできんの。」
登良景秋:「超ツヨい異能なもんで気に入ってるが、でももっとスゲー人がいるってのも分かったんだよな」
登良景秋:「尊敬できるような人とかな」
登良景秋:はい、侵蝕率が死ぬほど不味いオーヴァードの景秋からの自己紹介でした。
登良景秋:神秘の肉体と完全獣化を組み合わせて「肉体で無形の影を運用する」という筋肉ですべてを解決するスタイルの男です。
登良景秋:最近の事件(卓参加)によりゲーミングオーヴァード逢見かぐらさんを内心師匠と位置付けたり
登良景秋:メイドに複数回殺されかかった結果
登良景秋:メイド恐怖症になったらしいです。
登良景秋:以上!
GM:なんでだろうなぁ
登良景秋:アリスちゃん知らない?
GM:お二人のハンドアウトはこちら!
GM:(無視)

HO-05-02:BOSS
あなたは迫りくる脅威であるBOSSに対処しなければならない立場の人間だ。
組織(UGNやゼノス、あるいはFHなど)か、個人的な因縁や動機かもしれない。
あなたのシナリオの目的は「BOSSを倒す」ことだ。

BADDATA:■■■■-!!
GM:すっごいボスが暴れてるから、倒そう
登良景秋:なんだこの化け物!
春哉彼方:本当にすごい奴だー!? が、がんばる。
三和宇良子:これは負けたら駄目だ。負けても大丈夫な案件など存在しないのだが。
GM:さあというわけで
GM:ダブルクロス The 3rd Edition 『Dear My Works』
GM:始めてまいります!!
登良景秋:わおわお
三和宇良子:よろしくお願いします!
登良景秋:よろしくお願いします
三和宇良子:卓に参加出来るという……喜び!
春哉彼方:宜しくお願いしまーす!

■OP1『お友達になってくださる?』

登場PC:三和宇良子(他登場不可

GM:登場侵蝕おねがいします
三和宇良子:32+1D10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+9[9] → 41

GM:──
GM:N市 某所
GM:あなたは市街地……からすこし離れた通りを歩いていた。
GM:任務の帰り、なにかしらの遠出、遠回りの散歩etc.
GM:理由はともあれ……貴方の周りは、時間帯もあるのか空白になっている
三和宇良子:では、まさに何かしらの遠出をしており、自宅としている安アパートに帰っている真っ最中だ。
三和宇良子:手には本屋やCDショップなどの袋が納まっている。中には、最近大学の友人から勧められた〝ハニーコメット〟なるアイドルのCDが入っているのだ。
三和宇良子:「うん。やっぱりあの子の目利きは頼りになるなー。2ndシングルも追おうっと」
三和宇良子:「こうやって今後の財布の重量を心配しなくてもよくなったのも、全てはUGN様のおかげでございますー。ははーっ」仏様に捧げる祈りのポーズをする。
GM:では
三和宇良子:「……って、それはちょっと不謹慎か。よくないよくない」愛用の肩掛け鞄の中へと、袋を入れます。落としちゃまずいですから。
GM:あなたの後方、正確には斜め後上方から、かすかに声が聞こえてきます
GM:「……い……て」
三和宇良子:「……ん?」反射的に、だが緩やかに顔を向ける。
獅子宮姫々:「どっ、退いて退いてぇぇー!」
獅子宮姫々:大きく放物線を描いて飛んできた、金髪に赤眼の少女。
獅子宮姫々:速度はゆるやかですが、このままでは貴方に直撃するコース
三和宇良子:「わたしが!?」あまりの出来事に、ズレた返事をしてしまう。瞬時に回避するなど、宇良子には不可能だ。
GM:《回避》で判定どうぞ。難易度は6です。失敗した場合1d3のダメージを受けていただきます
三和宇良子:ダメージを!?
GM:ごっつんこ
三和宇良子:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[4,5,6]+1 → 7

三和宇良子:ギリギリ。これが宇良子クオリティ。
GM:ではうまく受け止められたようです
三和宇良子:「おぎゃっ!」代償として背中を道路に打ち付ける。
獅子宮姫々:「むぎゃっ!」
獅子宮姫々:「……あぁいたた……やっぱあの緊急離脱はダメね……もう二度とやらない」
三和宇良子:痛みに悶絶しながら「ま、また!? また何かに巻き込まれる感じ!?」と喚くものの……
獅子宮姫々:「やるとしても一言彼女に連絡……ってそれより!」
獅子宮姫々:「あぁ、ええと……だ、大丈夫!?」
三和宇良子:「……わたしがクッションになってなかったら危なかったかもだから、よかった、のかな……」それくらいの倫理は持っている。
三和宇良子:「ふ、ふふ……大丈夫大丈夫。わたしはね、これくらいの〝突然〟でくじける感じの女子じゃないのだ!」にこっと笑って、痛みをこらえる。
獅子宮姫々:「そ、そう……? なら、いいんだけど」
三和宇良子:そして乗っかられたまま「そっちこそ、大丈夫?」と訊ねますよ。
獅子宮姫々:「私は大丈夫よ。優しいのね」ひとまずその上から退いて
三和宇良子:内心で「可愛すぎる。さては小学生アイドルかな?」などと呟きつつ、所作や顔を眺めている。
獅子宮姫々:「聞こえてるわよ」
獅子宮姫々:「私これでも中学生ですー」
三和宇良子:「うおお、声に出てしまってた感じかぁ……ごめんね」
獅子宮姫々:「うふふ。だいたいそんな事おもってそうな顔だと思ったけど」
三和宇良子:「ところで……初めまして、だよね?」ようやく立ち上がる。相手の背が低ければ、こちらから目線を合わせるように姿勢を変えるが。
三和宇良子:「わたしもそれくらい気がつく人間ならなぁ」
獅子宮姫々:身長は140cmほど。あなたより頭2つは低い
獅子宮姫々:「えぇ。そうね」
獅子宮姫々:「私は獅子宮姫々。姫々でいいわ」
三和宇良子:「名字格好よくない!?」
獅子宮姫々:「そう?」くすりと笑う
三和宇良子:「ありがとう、姫々ちゃん……ところで」と、言葉を切ると、
獅子宮姫々:「なにかしら」
三和宇良子:「二度とやらないような緊急離脱をしたの……どうしてかな?」腐ってもUGNに所属する女。さすがに聞き逃しはしなかった。
獅子宮姫々:「それはー……そういうことよね」
獅子宮姫々:「追われてるのよ、私」
獅子宮姫々:「ねぇねぇお姉さん」
三和宇良子:「……そのパターンね」うん、なるほど。自分と姫々を安心させるよう、笑顔は崩さない。
三和宇良子:「ん?」
獅子宮姫々:「2つお願いごとをしていいかしら」
三和宇良子:「おっ、改造された地球のドラゴンボール形式。別にいいけど、お姉さんに出来そうなくらいのことがいいかなー……」頼りないんだよね、わたし。と付け加えて苦笑い。
獅子宮姫々:「1つめ、私を助けてくださらない?」
三和宇良子:「なるほど。予想通り」
獅子宮姫々:「2つめ」「私と」
獅子宮姫々:「『友達』になってくださる?」にっこり。花開くように微笑む
三和宇良子:「……えへへ」なんだか嬉しくなってしまった。
三和宇良子:「いいよ。じゃあその為には、改めて自己紹介しなくちゃね。忘れちゃって、ごめんなさい」
三和宇良子:「宇良子。三和宇良子(みつわ・うらこ)だよ。よろしくね」視線を合わせたまま、握手をしようと右手を差し出す。
三和宇良子:〝UGNの支部に連れて行くべきか……わたし独りじゃなぁ〟などと考えながら。
獅子宮姫々:「えぇ! よろしく!」心底嬉しそうに声のオクターブをあげて、その手を両手で握り返す
GM:──
GM:シーンエンド ロイス!
三和宇良子:獅子宮姫々に 〇友達/疑問 でロイスを取得しましょう。

■OP2 『BADDATA』

登場PC:春哉彼方 登良景秋(他登場不可

GM:登場侵蝕お願いします
春哉彼方:シーンイン。春哉彼方の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:45->54)
登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:42->51)
GM:───
GM:N市 第四支部 小会議室
GM:あなたたちは、最近N市に出没するジャームの討伐のために、この第四支部に集められた。
登良景秋:「瑠璃から手伝ってほしいことがあるって話でオレも来たけどよ…えーっと何を倒せばいいんだって?」
登良景秋:体格の良いジャージを着た男、登良景秋は軽薄な笑みを浮かべる
春哉彼方:「あっぶな、遅れるかと思った……ん、こほん。やっほー! 彼方が来たわよ!」
伊藤尚子:「お集まりのようで、結構」
春哉彼方:小柄な少女、スポーティなシャツと短パンを纏った春哉彼方は明るい声を上げるが、上役が来たとみると姿勢を正す。
伊藤尚子:「改めて、第四支部の“斬り結ぶ邪眼(エウリュアレ)”です。今回は、最近N市で出没するとあるジャームの討伐を依頼させていただきます」
伊藤尚子:「名称は“BADDATA”。詳細は不明ながら、エージェントが保護した少女を執拗に狙う習性があるようです」
登良景秋:「嘘だろ…、”ハニーコメット”のかなたんじゃん!これが役得ってやつか。UGNに協力して初めて得した気分かも」
春哉彼方:「ん、アタシのファンかな? ありがたいけど、ファンサービスは後でね。今はお話を聞きましょ」 めっ、とする仕草を手でしつつ
春哉彼方:「エージェントが保護した少女を……に、ニッチな習性をお持ちなのね」
伊藤尚子:「……初めてのあたりは、UGNの正規人員として聞かなかったことにします」
伊藤尚子:「現在、BADDATAの消息は不明。なので」
伊藤尚子:「かのジャームの捜索・討伐が主目的となります」
登良景秋:「消息不明のジャームを討伐ね。随分と手間のかかりそうなことだが仕方ね。レネゲイドが関わってるんなら協力するわ」両手で軽く上げつつ
春哉彼方:「ふんふん……もちろんアタシも協力に否やはないけど、外見とか能力のデータはあったりするの? するわよね?」
伊藤尚子:「外見はこちらに。能力は、地上を高速で走行可能、という程度の情報しかございません」
伊藤尚子:一枚の資料が空中を滑るようにあなたたちの手元に
登良景秋:「おーっとどんな姿かな?」写真を見ます
春哉彼方:「どれどれ、ご尊顔はいけーん」 見てみよう
BADDATA: 
春哉彼方:「……」 ちょっと口元がひきつる 「だ、ダイナミックなタイプなのね」
GM:四足の異形に牙。サソリの尾。頭部らしき場所に女性の上体。
登良景秋:「なんだこの‥‥えーっと、バケモン?」
GM:はっきりいって異形だった。
登良景秋:「今度のストリートアートで使えそうなデザインだな。最高、イケてる」
伊藤尚子:「件のエージェントと、保護した少女が後ほど合流予定ですので、応接室でお待ちください」
登良景秋:「最高だよ。ああ、こんなのと戦わなきゃいけないってこと以外わな」
登良景秋:「オーケー。応接室で待ってるわ。かなたんも少しの間だがよろしくな」手を差し出す。
春哉彼方:「りょうかーい。うーん、弾が通るといいけど」 ちょっと考えこみかけるが、景秋の手に気付いて。
春哉彼方:「うん、改めてよろしく。知ってるみたいだけど春哉彼方、こっちでは『リベレーター』で通してるわ」 こちらも手を出して握手握手
登良景秋:「『リベレーター』ね。オレは登良景秋」
登良景秋:ふっと笑い。
登良景秋:「未来のウルトラ最強アーティスト『カゲトラ』と呼んでくれ」
春哉彼方:「……う、うん、カゲトラね。よろしく」 スマイルがデフォルトから営業モードに切り替わったのを景秋くんは気付いてもスルーしてもよい。
GM:───
GM:シーンエンド! ロイス!
どどんとふ:「春哉彼方」がログインしました。
登良景秋:春哉彼方 〇高いプロ意識を感じるぜ/作り笑いか で取得
春哉彼方:登良景秋に 信頼/不安○ でロイス取得ー。

■ミドル1

 シーンPC:三和宇良子(他登場自由

GM:登場侵蝕お願いします
三和宇良子:了解です。
三和宇良子:41+1D10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+5[5] → 46

春哉彼方:登場しますー
春哉彼方:シーンイン。春哉彼方の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:54->59)
登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:51->52)
GM:合流シーンです!
GM:応接室にあつまっていい感じに自己紹介してください
GM:───
GM:N市 第四支部 応接室
GM:春哉彼方、登良景秋。二人が応接室に先に通されて少しばかり。
GM:応接室の扉が開いた。
春哉彼方:(待つのは慣れてるけど、こういう時は緊張するわね……)
三和宇良子:「ふいー。大変なことと隣り合わせな施設に、またお邪魔することになってしまった……」
三和宇良子:結局、家には戻らずに買い物を肩掛け鞄に入れたままの登場だ。隣には中学生もいる。
獅子宮姫々:「お邪魔しまーす♪」
登良景秋:「おっと、あんたらがエージェントとジャームに追われてる女の子?」
獅子宮姫々:「そうなっちゃったわね」
登良景秋:「お疲れさん、災難だったな」二人にポカリを渡します。
三和宇良子:「……追われてるとは聞いてたけど、ジャームとまでは聞いてなかった!」
春哉彼方:「やっほー。事情はある程度聞いてるけど、まずは座るといいんじゃないかしら」
三和宇良子:「う、うん。頂きます、座ります……って! 君、もしかしてハニコメの……えっと……」友人から教えられたばかりなので、彼方へのファン特有の呼び名が出てこない。
獅子宮姫々:「あら、優しいのねお兄さん」
三和宇良子:上向きの両の掌をわきわきしている。思い出せない。
獅子宮姫々:「そちらの子も……うふふ」
春哉彼方:「あら、またファン? ふふーん、4択よ。アナ、カナ、サヤ、タキ、だーれだ」
春哉彼方:「?」 姫々の笑みには首を傾げよう。
登良景秋:「だーれだ。じゃねぇよ。正解どれもないじゃねぇか。」
登良景秋:「かなた、ファンの中じゃかなたんって呼んでるやつもいるな」
登良景秋:「オレもその一人ってワケ」
獅子宮姫々:「あら、アイドルなのあなた」
三和宇良子:「それだーっ! ありがとう、優しい男子くん!」
春哉彼方:「一応、オフィシャルサイトではこう載ってるわよ? ……まあ確かに大体かなたんって呼ばれるわね……」
獅子宮姫々:応接室のソファにゆったり座って
獅子宮姫々:「ちょっと遅くなっちゃったけど、自己紹介いいかしら」
三和宇良子:「……っていうか、話戻さなきゃだよね? ジャームって言ったよね? わたしも復唱したし!」
三和宇良子:「そ、そうだ! 自己紹介だよね! まずはね!」同調する。
春哉彼方:「む、ご存じない? 飛ぶ鳥落とす彗星とはアタシたち、ハニーコメットのカナこと春哉彼方よ。こっちではアイドルは関係ないけどね」
三和宇良子:「ご存じない……ことはないです! 何を隠そう、大学の友達にハニーコメットのことを教わったばっかりだからね!」
登良景秋:「オレは登良景秋、カゲトラって呼んでくれ。未来のスーパーウルトラビッグなアーティストだ」
獅子宮姫々:「私はちょっとアイドルには縁遠かったからなぁ・・・」
獅子宮姫々:「おっと。お名前お名前」
三和宇良子:「というわけで、えっと、大学生とUGNのエージェントをやってます……三和宇良子です」大学生の証明として、学生証を出す。
獅子宮姫々:「私は獅子宮姫々。イリーガル登録はしてないけど、一応、オーヴァードになるわね」
春哉彼方:「新規開拓進んでるっ。ありがとうお姉さんのお友達っ」 ガッツポーズしつつ 「あ、これはどうも」 二人にペコリと会釈。
三和宇良子:「なるほど、さっきの親切な男子は景秋くん。いや、カゲトラくんの方がいいのか。よろしく。あと、改めて……ありがとう!」CMか何かのように、ポカリを己の頬に当てる。
登良景秋:「ふーん、キキ。お前はBADDATAについてどのくらい知ってんだ?」
登良景秋:「オレらもあいつらを追わなきゃいけねーからな。情報欲しいんだわ」ソファーに背を預ける
獅子宮姫々:「まずはそうね……といっても、そんなに多くはないんだけど」
三和宇良子:「……あー、なるほど」カゲトラくんの様子を見て〝急ぎの案件かこれ〟と察する。急がなくてもいいジャーム案件などないのだが。
獅子宮姫々:「怪ジャーム“BADDATA”。見た目から想像しやすいでしょうけど、自然発生のブツではないわ」
登良景秋:「あー…やっぱり」頬に肘を掛けつつ思案する
登良景秋:(明らかにカタギじゃねーよな、この女の子。普通バケモンに追われてあんな冷静か?聞けるだけ聞くっきゃねぇ)
登良景秋:「じゃあなんだ?どっかのFHが作ったりとかでもしたワケ?」
春哉彼方:「……」 作った、という辺りでちょっと思う所があるのか、黙って話を聞いてる。
獅子宮姫々:「じゃないかしら? 出生までは知らないけれど」
三和宇良子:宇良子、ここで痛恨のミス。ジャームの見た目にどん引きしている間に、難しそうな話についていくチャンスを逃してしまった! エージェントだというのに! 一応!
獅子宮姫々:「能力は巨体での全力疾走と……ええっと、なんだったかしら」
三和宇良子:だがそれでも着いていこうと「姫々ちゃん……凄いね、なんか。お化け屋敷とか平気で入れちゃうタイプ?」と、妙に冷静な相手に疑問をぶつける。
獅子宮姫々:「《獣魔の巣》だったかしらね。複数の動物の因子を再現できるエフェクト」
獅子宮姫々:「うふふ。うらちゃんダメなタイプ? 可愛らしい」くすくすと笑う
登良景秋:「《変異種》ねぇ。オレもよくわからねーけど。レアキャラってことは分かったわ」手を軽く上に振る
三和宇良子:「そうです。うらちゃんは駄目なタイプ……って、待って? エフェクトって言った? 姫々ちゃんって……その……」〝どこまで裏の世界を知っているのか〟を訊ねたいが、全員がジャームについて真剣に語っている最中なので二の足を踏んでしまう。
春哉彼方:「うわ、こないだデータベースで見たレア能力じゃん。そんなタイプなのね。見た目に依らな……いや、一周回ってお似合いかも」
獅子宮姫々:「? どうしたのうらちゃん」
春哉彼方:「……お姉さんを弄るのは程々にしといたほうがいいんじゃない? えーと、キキちゃん。やりすぎると後が怖いわよ」
三和宇良子:「……どうもしないって言ったら、嘘なんだけど……」話を止めていいものか迷い、助け船を求めるようにカゲトラくんと彼方ちゃんに視線を向ける。
三和宇良子:気付いても良いし、気付かなくても良いし、気付いた上でスルーしてもいい。
獅子宮姫々:「あら……うふふ。それもそうね?」
登良景秋:「随分余裕なんだな?化け物に追われてたとは思えねぇ」景秋は訝しむ
春哉彼方:では、宇良子にぱちりとウィンクを返して 「ところで、割と詳しいのね? エフェクトって言い方とかそこそこ深入りしてないと出ないと思うけど」
三和宇良子:心中で「かなたん、好き……」と呟く。助かったぁ。
獅子宮姫々:「嫌だわ、嫌なのだわお兄さん。私がまるで堅気の人間じゃないみたいじゃない」
登良景秋:「普通は表の人間はOVでも力の種類や用語にそこまでくわしくねー。」オレ様は情報収集能力高いから別だけどな
登良景秋:「てめぇナニモンだ?」
獅子宮姫々:「私ただの中学生。ちょっとUGNにお世話になったり、お世話したりしたことがあるだけよ」
登良景秋:「お世話、ね」考えこむように
春哉彼方:「ふーん……?」 じー、と怪訝な視線を向けよう。
獅子宮姫々:「……信用できない?」
春哉彼方:>キキに
登良景秋:「かなたん、どう思う?」視線はキキに向けつつ
三和宇良子:「したりしたことがあるんだ……」一瞬、何か嫌な方向で色々な可能性がよぎったが、振り払って「凄いね」と続ける。
登良景秋:「なーんかそういう…女の機微?詳しそうな感じするからよ。ここはかなたんに任せるわ」
春哉彼方:「んー、そうね……多分嘘はついてないと思うわ。ただ、『嘘はついてない』ってだけね」
三和宇良子:カゲトラくんに指名されたわけではないので沈黙しているが、宇良子は姫々ちゃんを信じる方向に舵を切っている。
獅子宮姫々:「……私、本当に困ってるのよ。グロテスクなジャームに追いかけられて」
春哉彼方:「言ってない事は山ほどあるタイプかな、ってのはアタシの所感。ま、難しい話は偉い人が決めるでしょうけど」
獅子宮姫々:「たまたまうらちゃんを見つけたから、助けを求めただけで……UGNにも信用されないようじゃ、私どうしたらいいの?」
三和宇良子:「わたしがポンコツなエージェントだから、内緒にしなきゃなことが増えてる感じか……?」と、心中で呟いたつもりだが……声に出てしまう。
登良景秋:「三和的にはどうだ。信頼できそうか?」
登良景秋:「キキはお前から見てその…どんな子なワケ?」
三和宇良子:「はぅえっ!?」いきなりご指名が飛んできたので、焦りのあまり奇声を上げるものの、
三和宇良子:「信用してるよっ! わたしは!」
獅子宮姫々:「うらちゃん……!」
春哉彼方:「……落ち着きなよ、宇良子おねーさん。テンパった時のアナみたいになってる」
三和宇良子:「トラブルに巻き込まれまくった人生を送ってきた女子の勘、是非とも信用してほしい!」
春哉彼方:苦笑いしつつ 「なるほどね。ま、一先ずおねーさんの選択に乗ってみる、でいいかな、カゲトラ?」
三和宇良子:「ご、ごめん……」年下の女の子達はこんなにも落ち着いているのに、自分ときたら……と、そんな感じで凹みつつ、聞き手に回る。
春哉彼方:(切り捨てるだけならいつでもできる。捨てないのが一番難しいし、ね) と、これは口には出さずに。
登良景秋:「もちろん。まぁキキがこれ以上トラブルに合わないようにするってのも立派な理由だしな」
獅子宮姫々:「うふふ。うれしい。これで信用できないって放り出されたらどこに泣きつこうかとおもったわ」
三和宇良子:「……トラブルに巻き込まれた子を放っておけるほど、わたしの人生、普通じゃないからね」安心させようと、姫々に微笑みを浮かべる。
三和宇良子:「似た感じで困ってる子を、見て見ぬ振りはしないよ」そして突然の決意表明だ。
獅子宮姫々:「ええ、信じてるわ。うらちゃん」
獅子宮姫々:「友達ですもの」
獅子宮姫々:「……あぁ、そうだ!」ふと思いついたように立ち上がって
三和宇良子:「ん? どうしたの?」
獅子宮姫々:「えっと、カゲアキお兄さんと、カナタちゃん、だったかしら」
獅子宮姫々:二人の方を見て
春哉彼方:「ええ」 こくり、と頷いて続きを待つ。
登良景秋:「あん?」キキに顔を向ける
獅子宮姫々:「二人共、私の」「友達になってくださる?」
獅子宮姫々:手を二人に差し出す
登良景秋:「随分社交的な女なんだな」軽く感心したように
春哉彼方:「友達……」 ちょっと言葉をかみしめて 「おっけーよ、キキ。よろしくね?」 出された手と同じ側の手を出して、キキの手を取ろう。
三和宇良子:カゲトラくんはどうするんだろう、という疑問を抱きながら景秋へと視線を向ける。
登良景秋:「オレは断らせてもらうぜ」彼方や三和に軽くウィンク、すまないの意だ
登良景秋:「ダチはなるもんじゃねぇ、なってるもんだろうが」
獅子宮姫々:「やったぁ! ありがとうかなちゃん!」
登良景秋:すっご
獅子宮姫々:ぴょんぴょんとかるく跳ねる
獅子宮姫々:「うふふふ。カゲアキくんもいいことをいうのね。私達、友達ってことでいいかしら!」
登良景秋:「正直おまえのことは信じ切れるかっていうと微妙だが」
登良景秋:「信用できなくても信頼できなくてもジャームは倒してやるつもりだし。お前も保護するのには変わらねぇ」
登良景秋:「今はそこまでだな」
獅子宮姫々:「あら、そう。でも今はそれで十分ね」
三和宇良子:「ま、まぁ、友達の作り方……ううん、なりかたは人それぞれっていうか」無理してフォローしようと口を出す。
三和宇良子:「まぁ、うん。いいじゃん」何がいいのか分からないが、無理してフォローしてしまったため着地点が分からない。
春哉彼方:「……宇良子おねーさん……」 ちょっと視線が生暖かい
獅子宮姫々:「うらちゃん……」視線が生暖かい
春哉彼方:「ま、カゲトラにはカゲトラの選択があるって事でしょ。アタシがとやかく言う事じゃないわね」
登良景秋:「心配かけたみたいだし…それはここからの働きで挽回させてくれよ?かなたん、三和」
三和宇良子:「はい……頑張ります……挽回します……」
春哉彼方:「落ち着いて宇良子おねーさん、カゲトラの挽回するはカゲトラが主語だってば」 宇良子の側によって背中をポンポン
獅子宮姫々:「面白い人なのね、うらちゃんは」
登良景秋:「ふーん…おもしれー女…」
三和宇良子:「優しい……さすがアイドル……グループの最推しが今、決定した」ポンポンされながら。
春哉彼方:「……アニメとドラマとドラマCD以外で初めて聞いたわ、そのセリフ」 カゲトラの方を見て。
春哉彼方:「ありがと☆ でも他のみんなもよろしくね。みんなすごいんだから」
GM:───
GM:シーンエンド! ロイス購入!
三和宇良子:ロイスは春哉彼方に 羨望/〇申し訳なさ で取得。頼りない年上で申し訳ない。
登良景秋:三和宇良子 〇友好/心配
登良景秋:獅子宮 庇護/〇不信 
登良景秋:で取得。
三和宇良子:購入はUGNボディーアーマーを狙います。
春哉彼方:宇良子おねーさんに 慈愛○/憐憫 で取得。キキには……もうちょっと後で取ろう。
登良景秋:そっちが本音だしてないのに友達になれるわけねーだろ。って感じ
獅子宮姫々:ひどいのだわぁ
三和宇良子:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 2[1,2]+2 → 4 → 失敗

三和宇良子:おい嘘だろこの出目。
春哉彼方:2d4かな?
登良景秋:ボデマ
登良景秋:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 5[5] → 5 → 失敗

春哉彼方:こちらはショットガンにチャレンジ
春哉彼方:2dx+4>=11
DoubleCross : (2R10+4[10]>=11) → 2[1,2]+4 → 6 → 失敗

春哉彼方:あの……?
登良景秋:ええ・・・
GM:ひっどい
三和宇良子:シャッター街か?

■ミドル2

 シーンPC:三和宇良子(他登場自由

GM:登場侵蝕お願いします
三和宇良子:46+1D10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+8[8] → 54

春哉彼方:登場しまーす
春哉彼方:シーンイン。春哉彼方の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:59->61)
登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:52->62)
GM:情報収集シーン!
GM:皆さんSSSCのご経験は
登良景秋:あるよ
春哉彼方:りろんはしってる(サイトは見つけました)
三和宇良子:恐らくはないですね。
三和宇良子:うん、記憶引っ張り出しましたけどないです。
GM:OK.SSSCの情報収集は通常セッションとは少し異なり
GM:項目は1つ。シナリオクラフトのプライズ形式で判定を行います
GM:判定を行い、その十の位+1ポイントのプライズポイントを獲得し、一定値に達すれば情報開示。満タンになれば次のシーンがクライマックスになります
GM:今回の項目はこちら!
登良景秋:はーい

使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>
目標値 :9
プライズ:0/8
シーン数:0/6
最大達成値:30

GM:みなさんお好きにどうぞ
GM:あ、ちなみに全員で挑戦した場合、採用されるのは最大値のみですが
GM:ダイスだからね!
三和宇良子:やっちゃらあ!(土佐弁)
三和宇良子:では情報:UGNに挑戦しましょう。情報もコネもありますので。
三和宇良子:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[5,7,9,10]+10[10]+2[2]+2 → 24

GM:回った!
三和宇良子:やはりコネは偉大。
登良景秋:回った!
春哉彼方:すごいや宇良子おねーさん!
登良景秋:噂話指定、コネ使用。4dx+1
登良景秋:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[5,7,8,10]+10[10]+2[2]+1 → 23

登良景秋:なんではねてるんだろ
春哉彼方:張り合っている……
三和宇良子:景秋くんも凄い!
春哉彼方:コネなし該当技能無し、特に意味はないけどFHを指定してみよう。
春哉彼方:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[1,6,8] → 8

春哉彼方:普通はこれぐらい(自己暗示)
三和宇良子:それでも素振りでこれは高い方ではなかろうか。
登良景秋:たかいよ~
登良景秋:再度登場ですかね
三和宇良子:そういえば登場侵食率ダイス振ってませんでしたね。
GM:登場ダイスふってますよ!
三和宇良子:振ってたわ。
三和宇良子:記憶が吹っ飛んでいた。
GM:ちなみに判定は1シーン一回づつです
春哉彼方:落ち着いて宇良子おねーさん
登良景秋:うん。もうみんな判定したから
GM:えー最大値が24なので、3ポイント!
三和宇良子:これは大きい!
登良景秋:なかなかだと思うんですよね
登良景秋:エフェクトなしでこれは
春哉彼方:すごいすごーい
GM:2ポイント以上になったので、プライズ2が開示されます

プライズポイント2:怪物について
コードネーム“BADDATA” FHの研究所から脱走したと目されるジャーム。
その巨体で地上を疾走し、獅子宮姫々を執拗に狙う。
また、研究所の生き残りから、『マスター・ワークス』というエージェントの名前を聞き出すことができた。
彼、ないし彼女が事件に関わっているとみていいだろう。

三和宇良子:FHくん、ほんまに……。
登良景秋:マスター!?
春哉彼方:マスター・ワークス……。
GM:はい
三和宇良子:マスターかぁ……。
GM:おや、なにやら似た名前をどこかで聞いたような
春哉彼方:あはは何のことかなあ。シナリオ名見たときから嫌な予感はしてたけど何のことかなあ。
登良景秋:なんだろ、オレはFHについて詳しくないからなー
登良景秋:詳しい人なら知ってるかもなー
GM:演出いきますか。みなさん調査して共有に帰ってきた感じの
登良景秋:はい!
三和宇良子:はーい!
春哉彼方:はいはーい!
GM:──
GM:N市 セーフハウス
GM:UGNがセーフハウスとして利用している地下施設。その中の会議室として使用できる部屋
GM:あなたたちは、今回の事件について調査し、一度共有のために戻ってきていた。
春哉彼方:「うーん、当たり障りのない話ばっかり……これは他の二人待ちかなー」 一足先に戻って休憩中
三和宇良子:「進捗どうですかー?」ホッチキスで留められた数枚の紙を手に現れる。
獅子宮姫々:「どうですかー?」ひょっこりと三和と一緒に現れる
登良景秋:「っくー!冷えたコーラがあるなんて気が利いてるな。かなたんと三和、キキも飲むか?」黒い液体と資料を持ってやってきた。
春哉彼方:「進捗ダメです!」 反射的に答えた後 「あ、宇良子おねーさんにキキ、それにカゲトラもおかえりー」
三和宇良子:「貰ってばっかりだな、わたし……でも、受け取っちゃう! ありがとう、カゲトラくん!」
獅子宮姫々:「わぁい! カゲトラくん大好きー!」
春哉彼方:「あ、コーラいいね。ちょうだーい」
春哉彼方:「あざとい」 思わず真顔になってキキを見る
登良景秋:「はいよっと」コーラを置き
登良景秋:「進捗について聞いたか?そうだなぁ。最悪だよ。」
三和宇良子:大きい尻で椅子にどんと腰掛けて「皆さん聞いてください。うらちゃん、やりましたよ。情報入手でございます」妙な口調で、手に持っていた紙を机に置く。
獅子宮姫々:「ございまーす」ちょこんと椅子に腰掛けて
登良景秋:「おー・・・・三和の情報が一番詳しそうだな」
三和宇良子:「わたしをUGNに保護してくれた人達の何人かに聞いて回ってね。書類持ち出そうとしたら無理って言われたから、許可とってレジュメにしてまとめたよ!」
三和宇良子:「あ、勿論、表の人達には見えないところでやったからね!」
登良景秋:「良いってもんよ。それで何かわかったか?」
春哉彼方:「おー、さすが。やるね宇良子おねーさん」 手をぱちぱちしつつ、傾聴の姿勢
三和宇良子:では、GMが出してくれた情報をかくかくしかじかで話した後、
三和宇良子:「〝マスター・ワークス〟って……誰?」普通に真っ正面から訊ねる。
春哉彼方:「……マスター・ワークス」 小さい声で復唱する。
獅子宮姫々:「マスター・ワークス」
獅子宮姫々:「その人がどうかしたのかしら。知ってるかどうかはまずともかくとして」
三和宇良子:「……もしかして、UGNに関わってたら、知ってなきゃ駄目なレベルの質問だった?」急に不安になる。
獅子宮姫々:「そこまで有名な人ではないとおもうわよ」「多分」
登良景秋:「オレも似たような資料を見つけたが。みんなが知ってなきゃいけないレベルの資料ではなかったな。」
登良景秋:「つまり、関係者でもなきゃ分からないことだ」かなたとキキを見つつ
登良景秋:「かなたん、知ってることがあれば話してくれないか」
春哉彼方:「ん……そうね。まあ、アタシも大したことは知らない、と思うんだけど」
三和宇良子:やらかしたか……? と思いながらも、それを振り払うためにコーラに口を付ける。清涼感頼み。
春哉彼方:「……ちょっとごめんね」 コーラを1本とって、こくこくと飲み込む。
獅子宮姫々:「どうかしたの? かなちゃん」
春哉彼方:「ぷは」 500mlコーラを半分ぐらい飲んだところで口を離す。「ん、大丈夫。多分ね」
三和宇良子:「ぷは」偶然にもタイミングが合う。
登良景秋:「オレもオレも!」コーラを飲む
登良景秋:「ぷはー!」
春哉彼方:「……ぷっ」 思わず吹き出す。「(……ありがと)」心の声は誰にも聞かせず
春哉彼方:「……マスター・ワークス。FHのマスターエージェントの一人。あ、『マスター』はFHの中の結構強い人たちがもらえる称号みたいなコードネームなんだけど」
獅子宮姫々:「ふむふむ」
春哉彼方:「そいつはなんて言うか……『工場長』みたいな感じのポジションにいた奴。アタシが知ってる範囲ではね」
三和宇良子:「……ああいうのを、作ってた、わけだ」今回のジャームを思い出す。
登良景秋:「”マスター”なのに工場長?どういうことだよ」景秋は異能でサプリに書いてある程度の知識は調べている
春哉彼方:「そ。ああいうのとか、他にもいろいろ作ってる『スミスワークス』ってセルにいた……統括してた、のかな」
三和宇良子:「でも、かなたんが過去形を使ったってことは、今はそうじゃないわけだ。これが良いことなのか悪いことなのかは分かんないけどさ」
獅子宮姫々:「なんというか……ガテン系? っていうのかしらね? 例えが」
三和宇良子:「やったじゃん」彼方がどこか深刻そうだったので、自分から話しだすまでスルーを決め込むことにした。
春哉彼方:「あー、過去形なのはアタシの情報が更新してないだけ」 苦笑い 「だから、今でも統括してるかもだし、そうじゃないかもしれない」
春哉彼方:「あにおう。誰がガテン系よ」
三和宇良子:「ありゃ、やらかした。失礼失礼」笑顔は崩さない。
獅子宮姫々:「あぁ、気に触ったのならごめんなさい」
春哉彼方:「まったく、アイドル捕まえて……いや、割とそういう所もあるかもだけど、アイドル稼業」
春哉彼方:「ちなみに、『スミスワークス』での『成功作品』には『マスターピース』の銘がつけられるの。自分で傑作とか言っちゃうの、結構なセンスだよね」
春哉彼方:「だから、ここからはアタシの推測だけど……」 「BADDATAは逆に、失敗作、なのかな」
獅子宮姫々:「失敗作、ねぇ」
登良景秋:「失敗作ね、キキを狙ったりとかがその理由か?」
三和宇良子:「姫々ちゃんを吸収して完全体になるぜー……みたいな……?」敢えて、踏み込む。果たして周囲はどう出るか。
登良景秋:「こんなちんちくりん狙うのが趣味だなんて成功とはそりゃ言えねーよな」
獅子宮姫々:「私を何だと思ってるのよ」
獅子宮姫々:「ひどいわうらちゃん」
三和宇良子:「いやー、あはは……少年漫画も結構読んでたタイプなもんで、つい」
春哉彼方:「人造人間編かー。宇良子おねーさん、結構古いのも手出すタイプ?」
三和宇良子:「うん。だから時々〝例えが分かんない〟って言われがち」あはは、と声を出して笑う。
登良景秋:「ま、キキを食っても腹を壊すだけとオレは思うけどな」
獅子宮姫々:「それこそひどいのだわ!?」
登良景秋:「お前、食えない女だからなー」
登良景秋:キキに手を近づけて、でこぴん
獅子宮姫々:「可愛い女といってくださ、あだぁっ!?」
春哉彼方:「カゲトラがうまい事言った……」
春哉彼方:「そしてキキがちょっと素っぽい悲鳴を上げた……」
登良景秋:「ま、辺りはつけられたんだ。もうちょっと調べたら色々分かるかもな?」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ……だわ……」
三和宇良子:「まぁ、とりあえずは……あんまり憶測ばっかりで話してもなんだし、また色々と調べなきゃだね」
獅子宮姫々:「うぅ……一応被害当事者として発言させてもらうけれど」
獅子宮姫々:「失敗作、という表現にそのまま当てはめるのはどうかと思うわ」
春哉彼方:「……って言うと?」
三和宇良子:「……それって?」
獅子宮姫々:「副産物や副作用としての行動ではないのだわ、あれの行動は」
獅子宮姫々:「明確に、私を狙うことを目的としている。そういう感じがしたわね」
三和宇良子:「……じゃあ、姫々ちゃんとはこれからも友達でいればいいわけだ」
三和宇良子:「一緒にいたら、何かあってもどうにか出来るかもだし。ね?」
春哉彼方:「なるほど……暴走とかそういうのじゃないわけね」 色々考える事が山積みだ
登良景秋:「コエ~…」キキを見つつ
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
登良景秋:「お前そんな恨まれるような事してたんだな。」
登良景秋:「将来デカくなれるぜ。」
獅子宮姫々:「心当たりがないから助けを求めたのだけれど……」
獅子宮姫々:「もう、カゲアキは意地悪なのね」
登良景秋:「わるいわるい。」キキの髪をくしゃくしゃと撫で
三和宇良子:「それじゃ、実際に相手を見てる姫々ちゃんの見立ても頭に入れた上で!」さすがに年上らしくしないとと自分に言い聞かせ「調査続行だね!」と続ける。
春哉彼方:「おっけー、宇良子おねーさん。今度はアタシも挽回しないとね」 ふぁいとー、という感じで拳を上に上げる
獅子宮姫々:「むむむ……うふふー」
登良景秋:「ま、次こそオレのスゲーところみせてやっから」
春哉彼方:「キキが意外とチョロい」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!」
GM:───
GM:シーンエンド ロイス購入!
登良景秋:ボデマ
登良景秋:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[7,8] → 8 → 失敗

春哉彼方:ショットガン
春哉彼方:3dx+4>=11
DoubleCross : (3R10+4[10]>=11) → 10[8,9,10]+8[8]+4 → 22 → 成功

春哉彼方:げっとー
三和宇良子:UGNボディアーマーの購入判定。
三和宇良子:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 10[4,10]+3[3]+2 → 15 → 成功

三和宇良子:ゲット!
三和宇良子:装備!
春哉彼方:こちらもショットガンを空いてるウェポンケースにセット

■ミドル3

 シーンPC:三和宇良子(他登場自由

登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:62->71)
三和宇良子:54+1D10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+6[6] → 60

春哉彼方:シーンイン。春哉彼方の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:61->68)
GM:情報収集シーンぱーとつー!

情報項目
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>
目標値 :9
プライズ:3/8
シーン数:1/6
最大達成値:30

GM:お好きな順番でどうぞ
三和宇良子:では情報:UGNの調査を。先程と同じくコネを使用します。
三和宇良子:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 6[2,3,5,6]+2 → 8

三和宇良子:力尽きた女。
登良景秋:情報、噂話。無形の影+コンセLV3 コネ使用。7dx7+1 
登良景秋:7dx7+1
DoubleCross : (7R10+1[7]) → 10[4,5,7,7,8,9,10]+10[3,6,7,7,8]+10[1,1,8]+10[9]+10[8]+2[2]+1 → 53

GM:!?
春哉彼方:カンスト……!
三和宇良子:凄すぎる。
登良景秋:侵食率上昇+6(77)
春哉彼方:一応素振りで振るだけ振ろう
春哉彼方:コネなし技能無し、侵食補正のみ。情報FH
春哉彼方:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[4,5,7] → 7

春哉彼方:まあ普通普通
三和宇良子:素振りでそこまで安定しているの何故だ。
春哉彼方:能力値とダイスボーナスの力だよ! あと運
三和宇良子:そういやダイスボーナス忘れていた。もういいけど。
GM:これでカンスト30越え!
登良景秋:わーい
GM:プライズ4点!
GM:合計で7点ですね
三和宇良子:凄い!
春哉彼方:わおー
GM:プライズが4点、6点を突破したので、プライズ4,プライズ6が開示されます

プライズポイント4:獅子宮姫々について
市内の中学校に通う少女。イリーガル登録はされていないが、おそらくはブラム=ストーカー/モルフェウス/ノイマンのトライブリード。
戦闘能力はほぼ無いといっていいが、物質の複製能力に長けている。
そして、なぜかBADDATAに執拗に狙われている。
また、友情に非常に飢えており、友達という単語に対して強く反応するようだ。
一度友達になった相手にならば、協力を惜しむことはないだろう。

プライズポイント6:獅子宮姫々について2
獅子宮姫々。コードネーム“マスター・ワークス”。
元アヴェンジャーズセル最後のマスターエージェント。現在は『スミスワークス』セルの首魁を兼任。
能力は有機物・無機物ず、オーヴァードすら可能な“完全複製”。
自身すらも多数複製し、死亡しても次の複製体が起動するようになっている。

──だが、今回の事件とは無関係。それどころか、ほぼ純粋な被害者ですらある。
彼女は『友達』に、研究所に機材を貸し出していたのだが、どうやら研究所側が彼女の技術を独占するために、その機材を用いて“BADDATA”を生み出し、差し向けたようだ。

登良景秋:なるほどな~
登良景秋:なるほどな~
三和宇良子:ヒエッ。
春哉彼方:なるほど……
三和宇良子:こんなことってあります?
GM:あるからあるんじゃないかな
三和宇良子:忍びの世界だけじゃないのか、こんなことがあるのは……。
登良景秋:あーーーー
登良景秋:だからアイコンだったのか
登良景秋:きっとずっと前から決まってたんだ
GM:フラグは立てていたつもりです
GM:演出
春哉彼方:PLは割とそんな気はしていた。
GM:──
GM:N市 某所 UGNセーフハウス
GM:あなたたちは、追加で情報の調査・精査を行い
GM:再び。この場所に戻ってきた。
GM:少女を連れて。
三和宇良子:調査の結果、自分では一切情報を掴めなかったので、呑気に「ダメでしたぁ……」と戻ってきます。
三和宇良子:出来れば姫々ちゃんと手を繋いでいたいですが。
獅子宮姫々:「見事に空振っちゃったわね」
獅子宮姫々:三和と手を繋いで戻ってくる
登良景秋:「ま・・・そういうこともあるもんじゃね」窓辺で黄昏る景秋 
登良景秋:「そろそろ調査結果が全部集まるころだな」
三和宇良子:「お詫びじゃないけど、麦茶買ってきたよ。人数分あるからどうぞどうぞ」肩掛け鞄から取り出した複数個のペットボトルを机に置く。
春哉彼方:「あ、宇良子おねーさん。キキも」 後ろから追いついてくる。「首尾は……あんまりよくなさそうだね」 たはは、と頭を掻きながら笑う
登良景秋:「来た。」
登良景秋:窓から青い鳥が景秋のもとへやってきて、手に泊まる。
獅子宮姫々:「あら、可愛い」
登良景秋:手に泊まった鳥は形を崩し、景秋の体に吸収される。只のインクとして。
登良景秋:「はっ、これがオレのパワー」
三和宇良子:「おおー、凄い」景秋の能力に対し、素直にそう思う。
春哉彼方:「おー……素直に凄いね」 ぱちぱち手を叩く 「カゲトラはどう? 何かわかった?」
登良景秋:「大体全部」
獅子宮姫々:「なにかわかりました? カゲトラくん」
三和宇良子:「大体全部!?」オウム返し。驚きすぎた。
春哉彼方:「全部」 オウム返し 「……え、全部? ほんとに?」
獅子宮姫々:「あら。すごい」
登良景秋:「‥‥‥‥そうだな。キキ。オレがなんでお前の友達になってないか、理由分かるか?」
登良景秋:「あ、言わなくて良い。後でもう一聞くからな」
獅子宮姫々:「そう」麦茶のペットボトルを開封して一口
三和宇良子:「え? 凄く格好いい理由、話してたじゃん」呑気に口出しする。
獅子宮姫々:「うらちゃんのそういうところ、私はけっこう好きよ」
三和宇良子:「感想は素直に言うべきだと思うので! 特にプラスの言葉ならね!」
春哉彼方:「あ、ちょっと分かる。内に秘められると割と伝わらないからね」
登良景秋:「お前らのそういうとこ、最高」
登良景秋:「調査結果を話すさせてもらうな」
獅子宮姫々:「やぁん、褒められちゃったわ」両手で頬を挟み込むようにしながら、いやいやと首を振る
春哉彼方:「あざとい……」
登良景秋:「“BADDATA”だが、あれは”マスター・ワークス”製ではないらしい」
登良景秋:「機材なんかは”マスター・ワークス”製らしいけどな」
三和宇良子:「……へ?」頑張って片手でペットボトルの蓋を開けようとしていたところで景秋の言葉を聞き、ぽかんとした表情を浮かべる。
春哉彼方:「……機材はマスターワークスの奴だけど、作ったのはマスターワークスじゃない?」
春哉彼方:「え、じゃあ作った誰かさんは機材をどっから持ってきたの。盗んだとか?」
登良景秋:「”マスター・ワークス”から機材を借りたらしいぜ。」
登良景秋:「盗んだでもなく、『友達』だからとかで。」
獅子宮姫々:「あらあら」
三和宇良子:「職人気質の人が、そんな簡単に貸すかなぁ」
三和宇良子:「いや、でも友達ならまぁ……そういうこともあるか」
春哉彼方:「友達だから貸した、ねぇ……」
春哉彼方:「……友達?」
三和宇良子:依然、ペットボトルの蓋は開かない。
登良景秋:「ほいほい身に余る技術を手に入れた連中は、そのまま機密保持の為に”マスター・ワークス”を殺す怪物を作り出した」
登良景秋:「それが”BADDATA”」
登良景秋:「単純だろ?」
獅子宮姫々:「もう、うらちゃん。貸して」しょうがないなぁ、と三和のほうに
三和宇良子:「うわ。じゃあ、内輪でケンカしたってこと? 共倒れ寸前?」
登良景秋:「三和、気にするのはそこかよ」苦笑
春哉彼方:「……FHの連中の間じゃ珍しくないかな。セル……特定のチームの中ではともかく、それぞれはバラバラだから、あそこ」
三和宇良子:「あ、手を繋いでるままだからダメなんだ。いいよいいよ、大丈夫大丈夫」ようやく自分がおかしなことをしていることに気付き、一度姫々から手を離す。
登良景秋:「”BADDATA”は、”マスター・ワークス”を殺すためにいるんだぜ?」
三和宇良子:「いや、だって……団結して襲いかかられるよりはマシじゃん」
登良景秋:「冷静に、これまでの事を、考えろ。」
春哉彼方:「……宇良子おねーさん」
登良景秋:「”BADDATA”は誰を追っていた?」
三和宇良子:「ま、狙われたバッドデータちゃんも運が悪かったってことで……」ようやく、ペットボトルの蓋が開きかけるが、
三和宇良子:「……」不自然に閉じられていた、脳内の蓋も開いた。
三和宇良子:「……誤認して」ふるふると首を横に振る。何か失敗したことで姫々を追っていたわけではないことは、姫々自身が語っている。
登良景秋:「ま、オレも状況はうまく飲み込めないけどな。」空を仰ぐようにしつつ
登良景秋:「獅子宮姫々、お前のコードネーム。教えてくれるか?」
三和宇良子:「いや、その……だって……」何が〝だって〟なのか、と自分に指摘しながら、姫々へと視線を向ける。
獅子宮姫々:ぐぴり、と麦茶を飲んで
登良景秋:「そういや聞いてなかったわ」
獅子宮姫々:「ふぅ」
獅子宮姫々:「イリーガル登録はしてないから……多分あっちの名前よね」
獅子宮姫々:なんでも無いかのように口を開く
獅子宮姫々:「“マスター・ワークス”」
三和宇良子:「……ッ!」
春哉彼方:「……」 無表情でキキを見る。
三和宇良子:頭の中で閉じられていた蓋が完全に開ききったことを示すかのように、ペットボトルの蓋もようやく開く。だが、中身を口にする気にはなれなかった。
獅子宮姫々:「……? 別に騙してはいないわよ? 友達にそんな事するわけないじゃない」
登良景秋:「良かったな。友達だと思っているみたいだぜ」
春哉彼方:「ま、そだね。嘘は言ってないし、騙してもいない。襲われた被害者だって言うのも、ただの事実だし」
三和宇良子:麦茶を飲んでいないのに、喉が鳴った。
春哉彼方:「ただまあ、その」 はあ、と息を吐いて 「その隠し事は、ちょっとばかりえぐ味が強くない?」
獅子宮姫々:「あら」「それを」
獅子宮姫々:「かなちゃんに言われるとは思わなかったわ」
獅子宮姫々:「……うふふ」
春哉彼方:「……それもそっか」 あはは、と笑う
三和宇良子:「姫々ちゃん」短く、名を呼ぶ。
獅子宮姫々:「なにかしら」
三和宇良子:「友達には嘘はつかない。そういう姫々ちゃんを見てきたから……馬鹿まる出しな質問、するね」
獅子宮姫々:「えぇ、どうぞ」
三和宇良子:「〝BADDATA〟が倒されたら、その後はどうするつもりかな?」
三和宇良子:「姫々ちゃんを友達だと思ってるわたしに、教えてほしい」
獅子宮姫々:「その後」
獅子宮姫々:「……いや、別にどうもしないわよ?」
三和宇良子:「どうもしないっていうのは……前と同じように、普通に暮らしていくって意味?」
獅子宮姫々:「……逆になにかするとおもってたの? あなたたちに」
獅子宮姫々:「そうよ。普通に」
三和宇良子:「その普通っていうのは……〝マスター・ワークスから見た普通〟?」
獅子宮姫々:「……まぁ。友達をこういう形で裏切った彼らには、相応の手を打たせてもらうけど……その程度よ」
登良景秋:「ま、そのあたりはオレの知った事じゃないけどもんな」
獅子宮姫々:「普通と正義の定義ほど曖昧な物、そうはないと思うけれど?」
獅子宮姫々:「言ったはずよ。私、ただの中学生だもの」
春哉彼方:「ただの中学生はセルの統括はしないんじゃ……」
登良景秋:「かなたん、いや彼方」
三和宇良子:ペットボトルの蓋を閉じ、丁寧に机へと置いてからしゃがみ込む。足を折りたたみ、頭を抱えたポーズを取ってしまった。
登良景秋:「オレはお前の事をはっきり言って何も知らないけどよ。何かキキに対して抱えているくらいはわかる。」
春哉彼方:「うん」 こくりと頷き
登良景秋:「聞くなり話付けるなりするいい機会じゃねーの」
春哉彼方:「いやー、それがねカゲトラ」
三和宇良子:「カゲトラくん……凄すぎるよ。立派だ。勝てないなぁ」自分の不甲斐なさに潰れかけてる。
春哉彼方:「確かに割と夢に出るレベルだし、会ったらああしてやろうこうしてやろうっていうのは、まあ死ぬほど考え倒してたんだけど」
春哉彼方:「実際に目の前にお出しされてみると……意外と何も考えらんないもんだよ」
登良景秋:「そうか。まぁそんなもんかもな」
春哉彼方:「別にこいつどうこうしたって、アタシにお父さんとお母さんが生える訳でも、アイツが目を覚ますわけでもないしね」
三和宇良子:「〝彼方ちゃん〟」
春哉彼方:「ん」 宇良子の方を見る 「何かな、宇良子おねーさん」
三和宇良子:「前向きになれる言葉をかけられない大人で、ごめんね」
三和宇良子:「ごめんね……」
春哉彼方:「……」 とことことこ、と宇良子に歩み寄って
春哉彼方:「おねーさん、目、つぶって」
三和宇良子:「……ん」彼方の頼みを聞いて両眼を強く閉じる。もはや限りなく現実逃避に近い。
春哉彼方:宇良子の目の前に立ち、手を伸ばして
春哉彼方:でこぴん
三和宇良子:「おぎゃっ!」
三和宇良子:まさかの一撃に、受けた箇所を両手で押さえる。
春哉彼方:「もー、宇良子おねーさん、ほんとアナにそっくり。今度紹介しようかな」
春哉彼方:「ちなみに、今のは番組出演オーディションに落ちてリーダーとしての責任がー、とか言ってた時のアナの目を覚まさせたのと同じデコピンです」
三和宇良子:口が半開きになっているのも気付かず、しゃがみ込んで額に両手を当てたまま聞き入っている。
三和宇良子:だが、視線は彼方と合っている。
春哉彼方:「一人の人間が背負える責任なんてたかが知れてるし、そもそも宇良子おねーさんとカゲトラじゃこれまでの人生だって違うでしょ?」
春哉彼方:「だから、宇良子おねーさんがカゲトラができた事が出来ないから謝る必要なんて、どっこにもないって」
三和宇良子:「……でも、わたしは、大人で……」だから、と続けようとするものの、
春哉彼方:「とう」 デコピンパート2!
三和宇良子:やはりこうなる。
三和宇良子:「ほんげあっ!」
春哉彼方:「いいですか、宇良子おねーさん」
春哉彼方:「大人とか決めてるのは、そうなってた方が都合のいい人であって」
春哉彼方:「ほんとは、そんなの無いのです。いるのはそれぞれの人たち。アタシとかカゲトラとか宇良子おねーさんであって」
春哉彼方:「大人2名子供1名、とかじゃないの」
三和宇良子:「……そっか」立ち上がる。
三和宇良子:「そうだよね……彼方ちゃんは、大人も子供もない、対等な世界で戦ってきたんだよね」
春哉彼方:「お」 にっこり 「なおった? まだだったら、カナちゃんのありがたいお話が2時間ぐらい続くところだったけど」
三和宇良子:「UGNも、そういうとこ、あるよね。対等で、でも、みんな違う。長所も、欠点も」
春哉彼方:「うん。あたしにしかできない事も、カゲトラにしかできない事もある」
春哉彼方:「きっと、宇良子おねーさんにしかできない事も」
三和宇良子:「だから……そっか。少しずつで、いいんだ。引け目感じてても、前に進んでいければ……!」
三和宇良子:「見つけなきゃ、だね。わたしだけに、出来ること」
三和宇良子:パァン! と両の頬を両手で叩いて「ごめん。長くなった。もう行ける」しっかりと宣言する。
三和宇良子:「現実受け止めて、動くよ」
三和宇良子:「ありがとう」
春哉彼方:「その意気その意気。どういたしまして」 にこりと笑って 「あと、こっちもありがと」 と、小声で
三和宇良子:「……?」小声で紡がれた言葉は理解出来ず、首をかしげる宇良子であった。
登良景秋:「ちなみに」キキに近づく
獅子宮姫々:「なにかしら」
登良景秋:キキの顎を指で軽く持ち上げる
獅子宮姫々:「あら」
登良景秋:「こいつがこんな無防備な理由はちゃんとある」
登良景秋:「俺が今この状態から」手をそのまま首へ
獅子宮姫々:「やん」
登良景秋:「こうして、首を絞めても。折っても、極論消し炭にしても」
登良景秋:「死なないからだ。」
獅子宮姫々:「さすがにその表現はひどいのだわ!?」
三和宇良子:呆然。
三和宇良子:「なんで?」素直すぎる疑問。
春哉彼方:「……まあ、そのぐらいの仕組みは持っててもおかしくないよね。仕組みは気になるけど」
登良景秋:「こいつは自分の残機《ストック》があるんだよ。ゲームのキャラみたいにな」キキの頭をワシワシと撫でる
登良景秋:「腹立つよな」
獅子宮姫々:「むむ……」
春哉彼方:「あー、そういう……」
登良景秋:「なんだ、ご立腹か?キキ」
登良景秋:「これでも優しくしてんだぜ」
獅子宮姫々:「もうすこし丁寧に撫でてほしいわ」
登良景秋:「はっ」
登良景秋:「腹黒女は注文が多いな」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
登良景秋:足を曲げキキと目線を合わす。
登良景秋:「‥‥‥‥…」じっと見つめる
獅子宮姫々:「……な、なに?」
獅子宮姫々:「さすがに、そんなに見つめられると照れるのだけれど……」
登良景秋:「もう一度聞くけどよ。オレがなんでお前の友達になってないか、理由分かるか?」
獅子宮姫々:「信用してないから、だったかしら?」
登良景秋:「そうだな。オレは自分に隠し事があるのに友達になってなんて言うお前が心底気持ち悪い」
獅子宮姫々:「隠し事のない人間なんて、いるのかしら」
獅子宮姫々:「1から1000まですべて自分から開示しないと友達じゃないなんて、窮屈じゃない?」
登良景秋:「オレに対してならそれでいいかもな」
登良景秋:「でも彼方相手にやったら話は変わんだろ」
獅子宮姫々:「変わらないわよ、別に」
登良景秋:「ならいい」
獅子宮姫々:「あの娘が、まだ『スミスワークス』の作品でいる気ならそうでしょうけれど……違うんでしょう?」
登良景秋:「はっ、違いないな。お前にも美学があるようで良かったぜ」
春哉彼方:「……ふふっ」 ちょっと笑う
登良景秋:「秘密についても聞けば最終的には答えてくれたしな。嫌いにはならないで置いてやるよ」
登良景秋:「お前がどういうやつであれ」
獅子宮姫々:「あら、じゃあいつかは友達になってくれる!?」
登良景秋:「またそれか。」苦笑
登良景秋:「事件が終わってそれでもオレに興味があるなら」
登良景秋:「好きにしろ。勝手に友だちだと思えば、それで友達だ。」
獅子宮姫々:「うふふ。約束よ?」
獅子宮姫々:「ああ、そうだ。かなちゃん」
獅子宮姫々:ちょいちょい、と手招き
春哉彼方:「なに、キキ?」 とことこと寄る
獅子宮姫々:「詳しい話は、かなちゃんがする気がないなら、何も言わないけれど」
獅子宮姫々:「……大きくなったわね」
春哉彼方:「……そだね」
獅子宮姫々:「うふふふ。にしてもよかったわ。『マスターを名乗るFHの人間は、無害無抵抗でも処理すべし』とかいう人がいなくて」
獅子宮姫々:「怪物を倒すまでの間だけだけど、改めてよろしくおねがいするわね」
春哉彼方:「あんまりよろしくはしたくないなー」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
三和宇良子:「友情を過去形にするのもやだなぁ」
獅子宮姫々:「……一応うらちゃん、UGNのエージェントよね?」
三和宇良子:「その前に、人間なんだよ。わたし」
三和宇良子:「こういう人間なの」
獅子宮姫々:「……変なの」
三和宇良子:否定はしないという意味で、これ以上は言葉を発さない。
獅子宮姫々:「……うふふ」
GM:───
GM:シーンエンド! ロイス購入!
三和宇良子:登良景秋に 〇スマート/敗北感 でロイスを取得!
登良景秋:ロイス保留
春哉彼方:獅子宮姫々に ○懐旧/憤懣 で取得。あと、カゲアキのロイスをP表に
春哉彼方:購入はこちらはなし。何か欲しいものある人いればー
三和宇良子:そして春哉彼方への感情を 〇羨望/申し訳なさ に反転します。
登良景秋:欲しいものはないです
三和宇良子:こちらも購入はなし。
春哉彼方:ではこちらもなーし

■ミドル4

 シーンPC:三和宇良子(他登場自由

GM:登場侵蝕お願いします
三和宇良子:60+1D10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+5[5] → 65

春哉彼方:シーンイン。春哉彼方の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:68->75)
登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:77->87)
GM:多分最後の情報収集シーン!

情報項目
使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>
目標値 :9
プライズ:7/8
シーン数:2/6
最大達成値:30

三和宇良子:再び見せてやるぜ……コネ:UGNの力などを!
登良景秋:情報:噂話 コネ使用。 侵蝕スボーナス+2
登良景秋:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[1,3,4,7,9]+1 → 10

三和宇良子:というわけで、情報:UGN コネ:UGN幹部を使用。侵食値のダイスボーナス+1。
三和宇良子:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[1,3,5,8,9]+2 → 11

春哉彼方:情報なしコネなしダイスボーナスのみ 一応FHを選択
春哉彼方:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[5,6,8] → 8

三和宇良子:どうした、我々。
春哉彼方:実は目標値が9なので、一貫して失敗し続けている彼方
GM:かなちゃん……
三和宇良子:かなたん、実生活が忙しいが故に……。
GM:それでも最大値は11! 2点獲得!
GM:終了血である8点に到達したので、最後のプライズが開示!
三和宇良子:やったー!
春哉彼方:頼れるのはスマホでのネット検索の技能だけ……ってそういうのはいいから
春哉彼方:やったー!

プライズポイント8:怪物について2
“BADDATA"は、対『マスター・ワークス』のために対抗セルが用意したジャームだ。
元は『スミスワークス』から離反した研究員が立ち上げた組織で、離反後も彼女は個人的に世話をしていたのだが
彼らはむしろスミスワークスを吸収しようとしたらしい。
“マスター・ワークス”本人の戦闘力はそう大きいものではない。巨体と速度、そして《獣魔の巣》による汎用性で、彼女の複製品が保管してある『アトリエ』ごと破壊しつくす目的だろう。

彼は現在、N市にある『アトリエ』の一つに向かっている。場所は、N市の山中。

登良景秋:敵の場所が分かりましたね
三和宇良子:街中ではないのが幸い。
春哉彼方:お互い、ある程度の大暴れは問題無さそうね。……こっちに大暴れする人いるかな。
登良景秋:景秋かなぁ。
GM:終了値に達したので、次のシーンがクライマックスになります!
登良景秋:わいわい
三和宇良子:どうにか成功してよかった。
春哉彼方:ほんとに
GM:では演出いきましょうか
登良景秋:いきましょう!
春哉彼方:ごうごう
GM:演出
GM:──
GM:N市 山中
GM:あなたたちは、獅子宮姫々──“マスター・ワークス”とともに、UGNの装甲車で目的地に向かっている。
GM:この先に、彼女を追いかける“BADDATA"がいるという情報を得たのだ。
GM:経緯に紆余曲折はあれど、協力体制を敷いてあなたたちは同じ席に座っている
三和宇良子:そわそわしている。落ち着かないためだ。
三和宇良子:手の震えが止まらない。覚悟は決めたつもりだが、やはり普通の女子であったのだ。
春哉彼方:「……」 すう、ふう、と音を出して呼吸。ライブの前にもいつも行われる、彼女なりの精神統一法。
獅子宮姫々:「落ち着かない?」
三和宇良子:「……正直にいうと、凄く動揺してる。あれだけ啖呵切ったっていうか、覚悟決めた感じに話進めたのにね」
三和宇良子:「……手、握ってもいい?」姫々に訊ねる。
獅子宮姫々:「えぇ、もちろん」
獅子宮姫々:そっと手を差し出して
三和宇良子:姫々の小さな手を握る。そしてそのまま深呼吸だ。
三和宇良子:「…………ありがとう」
三和宇良子:「いけそう」
春哉彼方:「……」 呼吸を続けながらも、ちら、と宇良子たちの方に視線を投げる。
登良景秋:「まぁ、キキの為に体を張ってジャームを倒すんだからこれくらい当然だよな。」
獅子宮姫々:「ふふ、よかった」
獅子宮姫々:「カゲアキは本当に意地悪なのだわ。ねぇかなちゃん?」
春哉彼方:「否定はしないけど、キキも負けてないと思うなアタシ」
三和宇良子:「カゲトラくんも、かなたんも凄いよね」姫々と軽口をたたき合う彼らを見て、素直にそう思う。
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
獅子宮姫々:「私娘をそんなふうに育てた覚えはないわよ……」およよよ、とわざとらしく
登良景秋:「はぁ!?オレもかよ!?」オレも意地悪なのか…
春哉彼方:「ん、そう?」 にひひ、と笑って 「ま、宇良子おねーさんの知らない所をいろいろ歩いてきたからね。その分経験も……」
春哉彼方:「んぐっふ」娘呼ばわりにむせる
登良景秋:「経験あるつっても小学生だろ。無茶すんなよ」
獅子宮姫々:「ですってよ。かなちゃん」
春哉彼方:「経験は時間じゃなくて濃さですぅー。無茶はしないけど侮らないでよね」 べー、と可愛く舌を出す。
獅子宮姫々:「……私が言うのも何だけど、こんな風にマスターエージェントと平然と軽口を叩き合うなんてねぇ」
獅子宮姫々:「いくら私が戦闘能力に秀でてるタイプじゃないとはいえ……前に会ったフリーランスのお姉さんは、小動物みたいに警戒してたのに」
三和宇良子:「縁だよ、そういうのも。今回は、なんだかんだでプラスに働いたんだと思う」
三和宇良子:「トラブルは、いいことだって運んでくれるからさ。素敵な出会いとか、そういうのをね」
春哉彼方:「うん。それに、マスターワークスは戦闘能力に秀でてはいないって言うのと、誰彼構わず噛みつくタイプじゃないし」
春哉彼方:「軽口叩いてる間は、返すのも軽口ぐらいでしょ?」
獅子宮姫々:「まぁ、それはそうよ」
登良景秋:「オレはまだ覚醒してから数か月しか経ってないからな。感覚が分からねー」
獅子宮姫々:「戦闘系のマスターだと、そうねぇ」
三和宇良子:「カゲトラくん、数ヶ月でそこまで落ち着いてるの凄くない!?」
獅子宮姫々:「“即死不可避”。この看板はまず覚悟しておかないといけないわね」
獅子宮姫々:「マスターってのは軽くないのよっ」
春哉彼方:「そだね……」 噂に聞くマスタークラスのあんな話こんな話を思い出してちょっと寒気
登良景秋:「災害みたいなモン、もとい災害とは分かるぜ」
登良景秋:「だからここまで軽口叩けるのはお前が最初で最後だよ」
獅子宮姫々:「あら、それは喜んじゃって良いのかしらぁ」両頬を手で挟み込むようにして、いやいやと首を振る
春哉彼方:「あざとい……」
三和宇良子:「まぁ、褒め言葉だよ。きっと」
三和宇良子:「それも、結構上級な方じゃないの?」カゲトラくんへと視線を向けるぞ。
登良景秋:「はいはいかわいいかわいい」軽薄な調子で応える
登良景秋:「ん?なにが}
獅子宮姫々:「なんだか適当なのだわ!?」
三和宇良子:「ん? 伝わんなかったらいいや。わたしの言い方がアレだった」あはは、と笑みがこぼれた。
春哉彼方:「……っ」 ツボに入って一人受けしている
獅子宮姫々:「かなちゃんもなんで笑っているのかしら!?」
春哉彼方:「ぷっ、くく……いや、なんていうか」
春哉彼方:「キキ……って言うか、マスターワークスをこうやって弄れる日が来るなんて思ってもみなかったから……つい」
春哉彼方:「ツボに……っくく」思い出し笑い
獅子宮姫々:「むぅ……かなちゃーん!」
獅子宮姫々:がおー、と怒ってるぞアピール
春哉彼方:「あはは、ごめんごめん」 てへぺろ 「……あ、そうだ」
三和宇良子:「普通のファンじゃ見られないような笑顔を見せてもらってるの、貴重な体験だ」だからトラブルにも耐えられるのだと思うばかり。
春哉彼方:「終わった後言ってる暇があるかどうか分からないから、今のうちに一つだけ」
獅子宮姫々:「なにかしら……?」
春哉彼方:「キキさ、最初に会った時からアタシをかなちゃん……『春哉彼方』だと思って呼んでるでしょ」
春哉彼方:「キキが知ってるアタシはその名前じゃなかったはずなのに。だから、それは素直にお礼を言うね」
春哉彼方:「ありがと。アタシは『春哉彼方』になってから、こんなに大きくなりました」
獅子宮姫々:「どういたしまして」
獅子宮姫々:「……とだけ言うと、なんだか私が善人みたいだから補足すると」
獅子宮姫々:「……もっと『近い』のがいるから、いいのよ。あなたは」
春哉彼方:「……ま、そんな事だろーとは思ったけど。今は何番?」
獅子宮姫々:「一番新しいのは3.20かしらね……?」「私のかわいいかわいい作品たち」
獅子宮姫々:「もちろん、あなたもそうよ?」
春哉彼方:「だいぶ進んだなー……」 渋面 「そのうち、番号の更新止めさせに行くからね」
獅子宮姫々:「できるものならね」手をひらひら
三和宇良子:なんだか凄い会話が繰り広げられているが、当人同士の問題だと思うので横槍は入れない。
春哉彼方:「ぐぬぬ、上から目線ムカツク……」
獅子宮姫々:「だって母親ですもの」
春哉彼方:「おのれ毒親っ」 むきー 「行け、カゲトラ! デコピンだ!」
登良景秋:「アイドルに頼まれたらしょうがねぇなぁ~」
獅子宮姫々:「えっ? ちょっとカゲトラ、かなちゃん……?」
登良景秋:「親だってんなら甲斐性を持てよ。甲斐性を。」
登良景秋:「これで少しは反省しろ」
登良景秋:と景秋のデコピンがさく裂したのだった
獅子宮姫々:「あだぁっ!?」
三和宇良子:「効果は抜群だ!」
GM:装甲車は進む。鬱蒼とした山奥の中。
GM:……咆哮が響いた
GM:──
GM:シーンエンド! ロイス購入! らすとだぞ!
三和宇良子:ロイス埋めなきゃ(使命感)。
三和宇良子:BADDATAに 〇倒す/恐怖 でロイス取得!
春哉彼方:ロイスどうするかな……あ、そうだ。
春哉彼方:GM、姫々名義のロイスは取得済みなんですが、これに重ねて「マスターワークス」へのロイスをとってもいいでしょうか。
GM:うーん、許可!
登良景秋:BADDATAに 無関心/〇敵愾心
春哉彼方:やった! では、マスターワークスに 懐旧/憤懣○ でロイス取得!
三和宇良子:購入は、シルバーハンマーを狙ってみようか。
三和宇良子:3dx+2>=20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 10[3,7,10]+4[4]+2 → 16 → 失敗

三和宇良子:まぁそうなるよ。失敗です。
登良景秋:ブルゲチャレンジ
登良景秋:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 4[3,3,4] → 4 → 失敗

春哉彼方:んー、では宇良子おねーさんへのシルバーハンマー差し入れチャレンジ
春哉彼方:3dx+4>=20
DoubleCross : (3R10+4[10]>=20) → 9[4,7,9]+4 → 13 → 失敗

春哉彼方:だめでしたー
三和宇良子:今回はUGNからご用意出来なかったということで。
三和宇良子:突然のジャーム出現だったからね、仕方ないね。

■クライマックス

登場PC:全員

GM:登場侵蝕お願いします
三和宇良子:65+1D10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+10[10] → 75

春哉彼方:シーンイン。春哉彼方の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:75->79)
登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:87->96)
GM:N市 山中
GM:あなたたちは、“マスター・ワークス”の案内と、響く咆哮を頼りに、“BADDATA"のもとに辿りついた。
GM:そこにあったのは、巧妙に山肌に偽装していたと思われるなんらかの施設と
GM:その中で、獅子宮姫々に酷似した人の体を貪る、異形の姿。
獅子宮姫々:「あちゃぁ、間に合わなかったかぁ」
春哉彼方:「いや感想薄いな」
獅子宮姫々:「いやだってアトリエここ以外にもあるし……私は痛くないし」
三和宇良子:「え、ま、待って、待って待って待って! 待て!」軽くパニックに。
登良景秋:「うっえええ…なんてもの見せてくれたんだよ。お前のせいだぞ!」
三和宇良子:「ダメでしょ!」両脚ガックガク。
獅子宮姫々:「覚悟、決めなさい。大丈夫負けたらあそこにあなた達が収まるだけだから」
春哉彼方:「……まあ、来なかったら視聴に耐えたかって言うと微妙なところではあるけど」
獅子宮姫々:「友達だもの、もちろんそうなったら私が複製してあげるし」
春哉彼方:「よーし負けらんなくなった」
登良景秋:「なら安心。ってそんなワケねぇよ」
獅子宮姫々:「えー? サービスであちこち体の悪いところも直してあげるわよ?」
三和宇良子:「かなたん、心が強すぎる……!」なるべく、姫々に似た遺体を見ないよう努力しつつ。
春哉彼方:「このタイプのグロシーンには免疫あるんだよね、なんだかんだ。さーて……まだこっちには気づいてないかな?」
獅子宮姫々:「ひぃふぅみぃ……多分今のが最後ね」
GM:“BADDATA”が、その体を起こす。
登良景秋:「気付いたみたいだな。覚悟決めんぞ」
三和宇良子:「……うん!」肩掛けバッグの中へと、利き手を突っ込み。
BADDATA:頭部らしき場所についている女体がふりむき、“マスターワークス”を捉えた
春哉彼方:「りょーかい……それじゃ、戦闘態勢、入っときますかっ」
BADDATA:両前足で地面を強く踏みつけ、ノイズのような咆哮を上げる。同時に展開される《ワーディング》!
GM:衝動判定 難易度9!
三和宇良子:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[10,10]+6[4,6] → 16 → 成功

春哉彼方:うおお、絶妙にダイスボーナスが1個しかない。頼むぞダイス
登良景秋:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[1,2,8,10]+2[2] → 12 → 成功

春哉彼方:2dx+2>=7
DoubleCross : (2R10+2[10]>=7) → 8[2,8]+2 → 10 → 成功

三和宇良子:ありがとう、ダイスボーナス!
春哉彼方:あ、式間違えた。でもOK
GM:衝動分の侵蝕もどうぞ
三和宇良子:75+2D10
DoubleCross : (75+2D10) → 75+8[2,6] → 83

登良景秋:登良景秋の侵蝕率を+162(2d110->110,52)した(侵蝕率:96->258)
登良景秋:ミス!
登良景秋:96+2d10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+10[7,3] → 106

春哉彼方:衝動が襲い掛かる。春哉彼方の侵蝕率を+6(2d10->4,2)した(侵蝕率:79->85)
GM:2d110ってミスだけでも面白いのに,かたっぽ最大値はずるいでしょ
三和宇良子:これは残しましょう(鋼の決意)。
春哉彼方:「……っ」 襲い来る恐怖に、ぎりりと歯をかみしめて
春哉彼方:「よし、よし……乗り切った。いける! 行くよ!」
春哉彼方:「……偽装解放(マスカレード・リベレート)!」 叫ぶと同時、衣服に適用していたエフェクト……ウォーキングクローゼットを解除!
三和宇良子:「吐くかと思った……いや、今までだったら、吐いてた……!」こちらも乗り切った。
春哉彼方:一瞬の後、そこにはスマートさと硬度を両立したアーマーに身を纏った彼方が! 目元にはバイザーがあり、各種データを表示している。
登良景秋:「来たぜ来たぜ、殺気がなぁ!」
GM:エンゲージ!!

BADDATA[8]

10m

三和宇良子[7]春哉彼方[15]登良景秋[6]

GM:獅子宮ちゃんは戦闘には参加しません
GM:セットアップ!
登良景秋:なし!
三和宇良子:なし!
春哉彼方:セットアップ直前のオートアクションでウェポンケースを2つ起動
春哉彼方:ミドルで買ったショットガンとガードシールドを射出、装備。
BADDATA:《小さな魔眼》ラウンド中ダメージロール+10
BADDATA:Eロイス:唯我独尊を宣言し、追加宣言
BADDATA:Eロイス:殺刃圏 クリンナップごとにPC全員に2d10ダメージ
春哉彼方:セットアップでは《ソードマスター》を自身に。武器はショットガンを選択。このラウンドの間ショットガンを使用した攻撃の達成値に+(lv*3)。レベルは4なので+12!
GM:ではイニシアチブ。通常ならかなちゃんの手番ですが……
BADDATA:《時間凍結》を宣言。イニシアチブにメインプロセス実行
春哉彼方:きゃーっ
登良景秋:きゃー
三和宇良子:おぎゃーっ!
BADDATA:マイナーでコンボ ▼BADDATA 《完全獣化》+《究極獣化》+《巨神獣化》
登良景秋:うわぁ
春哉彼方:すごいことになった
三和宇良子:字面の時点で強いのよ。
登良景秋:攻撃、けらんないじゃん
登良景秋:避けられない
BADDATA:メジャーでコンボ ▼異形突進・犀撃 《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《漆黒の波濤》+《銘無き刃》+《獣魔の巣》+Eロイス:ありえざる存在:《一閃》
BADDATA:全力移動してPCたちにエンゲージ後、PC全員対象に攻撃

BADDATA[8]
三和宇良子[7]春哉彼方[15]登良景秋[6]

春哉彼方:軽率に装甲を無視する!!
登良景秋:ドッジ
三和宇良子:ドッジ!
春哉彼方:ガードシールドでガード
BADDATA:23dx7+3 ちなみに《獣魔の巣》によりドッジのC値+1だぞ!
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[2,3,3,3,5,5,5,5,6,6,6,6,7,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,4,5,5,5,6,6,7,7,8,10]+4[2,3,3,4]+3 → 27

登良景秋:7dx11+1
DoubleCross : (7R10+1[11]) → 10[3,5,5,6,7,7,10]+1 → 11

登良景秋:くそ~
三和宇良子:5dx11+1
DoubleCross : (5R10+1[11]) → 6[1,3,6,6,6]+1 → 7

三和宇良子:わしゃボロ雑巾か!
春哉彼方:ガードします。ガード時にガードシールドの効果を宣言。
春哉彼方:ラウンド1回ガード値+5の効果を適用します。
登良景秋:死亡、BADDATAのロイスをタイタスにして昇華
BADDATA:46+2d10 装甲無視
DoubleCross : (46+2D10) → 46+12[7,5] → 58

登良景秋:う~んこの
三和宇良子:容易く死んだのでリザレクト。
春哉彼方:達成値27なのでダイスもう一つ入りそう
BADDATA:58+3d10
DoubleCross : (58+3D10) → 58+18[7,6,5] → 76

BADDATA:達成値分はいってなかったわ!
春哉彼方:ええ……
春哉彼方:いや死ぬ死ぬ。ガード11点ありますとかそういうの関係なく死にます。リザレクト。
三和宇良子:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

三和宇良子:エネミーが復活するやつか?
三和宇良子:1て。
春哉彼方:リザレクト。春哉彼方の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:85->86)
春哉彼方:お揃い
GM:仲良しか
GM:演出
BADDATA:「■■■■ーーー!!!」咆哮。体に生えた巨大な角をさらに巨大に。足が更に太く。
BADDATA:バロールの力もあわさり、見た目よりずっと俊敏な加速をもって、突撃する。
BADDATA:巨体の質量と速度をもって、マスターを屠らんとする突撃だ。
三和宇良子:フレーバーで姫々ちゃんを庇っても構いません?
三和宇良子:念のための確認。
登良景秋:「ちっ」避けようとするも掠ってしまう。それだけでもリザレクトする理由には十分な一撃
GM:いいですよー
春哉彼方:突撃の正面には立たないように、盾は受け止めるのでなく受け流すように、最新技術で現代によみがえった甲冑と、最強の盾
三和宇良子:では「姫々ちゃん」と名を呼び、震える両脚でどうにか相手の射線上に割り込む!
三和宇良子:だが、どうにもならずに致命的な傷を負う。オーヴァードでなければ、死んでいた。
春哉彼方:「っ~~~!!」 それらの付け焼刃も驕りも、すべてまとめて薙ぎ倒された
春哉彼方:「痛ったぁ……やってくれたじゃない。いちいち能力で「速く走る」って書いてあった理由がよく分かったわ。でも」
春哉彼方:「……近づいてきたのはまずかったんじゃない?」 にこ、と笑うのだ。
三和宇良子:「きき、ちゃ……よかっ、ぶじ……」途切れ途切れになりつつも声を出して踏ん張る。リザレクトとて、楽なものではないのだ。
獅子宮姫々:「えぇ……わたしは、大丈夫」
BADDATA:時間凍結の代償でHP-20
GM:お次。かなちゃん!
三和宇良子:いけー!
春哉彼方:はーい!
春哉彼方:春哉彼方の侵蝕率を+3した(侵蝕率:86->89)
春哉彼方:ソードマスター分の侵食上げ忘れ。
春哉彼方:そしてかなちゃんの攻撃はシンプル。
春哉彼方:マイナーなし。メジャーで……ソードマスターの載ったショットガンでの素射撃!
春哉彼方:ダイスが感覚8にダイスボーナスで10、C値は10、判定値は技能3武器-1エフェクト+12で……14!
春哉彼方:10dx+14
DoubleCross : (10R10+14[10]) → 10[1,1,3,4,5,5,6,8,9,10]+8[8]+14 → 32

春哉彼方:32!
BADDATA:ガード!
春哉彼方:武器はショットガンなので、基本値5の、エンゲージ内なので+2して7!
春哉彼方:4d10+7 装甲ガード有効!
DoubleCross : (4D10+7) → 31[9,8,4,10]+7 → 38

春哉彼方:38点!
BADDATA:うぬぐーっ
BADDATA:まだまだ!
春哉彼方:演出!
春哉彼方:「どてっぱらが……ガラ空きよ!」 ショットガン零距離射撃! 散弾の一つ一つが吸い込まれるようにBADDATAに食い込んでいく。
BADDATA:「■■■ーー!!!」女体部から悲鳴があがる。
BADDATA:散弾が巨体に食い込みえぐるが、その歩みに遅れももつれも出ては居ない!
GM:お次!
三和宇良子:こちらのターンですね!
春哉彼方:いや
春哉彼方:BADDATAさんが動く!
三和宇良子:ええええええええ
GM:そう、時間凍結は行動済にならないのだ!
三和宇良子:相席食道だったらちょっと待てぃされてた。
GM:故にBADDATAのターン
BADDATA:マイナーなし。メジャーで▼異形突撃・象牙 《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《銘無き刃》+《獣魔の巣》
BADDATA:1d3 対象
DoubleCross : (1D3) → 1

BADDATA:三和ちゃん!
三和宇良子:死ぬ!
BADDATA:23dx7+3 ドッジC値+1
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,3,4,7,7,8,9,10]+10[1,4,5,6,7]+10[9]+10[7]+3[3]+3 → 56

三和宇良子:ダメ元でドッジですよ。
三和宇良子:5dx11+1>=56
DoubleCross : (5R10+1[11]>=56) → 10[2,3,4,7,10]+1 → 11 → 失敗

三和宇良子:リザレクト。
三和宇良子:1D10
DoubleCross : (1D10) → 8

BADDATA:6d10+46+2d10
DoubleCross : (6D10+46+2D10) → 44[6,7,9,4,8,10]+46+7[4,3] → 97

GM:演出
BADDATA:「■■■■ーーーッッ!!」散弾を受けてなお、走る。“マスター・ワークス”を庇う三和を振り払うべく、巨大な角が突き出される。
三和宇良子:片側の脇腹がどこかにいった。少なくとも、常人にはそう見えたであろう。
三和宇良子:杖代わりに出来るものもないため、無様に地面へと倒れ込んでしまう。
獅子宮姫々:「うらちゃん……?」
GM:お次!
GM:うらちゃん!
三和宇良子:来ましたね。
三和宇良子:ではマイナーでインフィニティウェポンLv5を宣言!
三和宇良子:以下のデータの武器を作成し、装備します。
種別:白兵 技能:<白兵>
命中:0 攻撃力:Lv+7
ガード値:3 射程:至近

三和宇良子:侵食率を+3します。
三和宇良子:そしてメジャーでコンセ:モルフェウスLv2+咎人の剣Lv3+カスタマイズLv3! 対象はBADDATA!
三和宇良子:更に、ここでDロイス特異点の効果を使用!
三和宇良子:自身の判定の直前に使用。達成値+20。1シナリオ1回のみ。
GM:基本的に割込みはないぞ!
三和宇良子:更にBADDATAへのロイスをタイタスへと昇華、判定ダイスを+10Dします!
三和宇良子:いくぞ!
三和宇良子:18dx@8+24
DoubleCross : (18R10+24[8]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,4,6,6,7,8,8,8,9,9,9]+10[1,3,3,6,7,9]+2[2]+24 → 46

BADDATA:ガード!
三和宇良子:ではダメージ算出を行います。
三和宇良子:5D10+27
DoubleCross : (5D10+27) → 26[8,1,2,8,7]+27 → 53

三和宇良子:装甲値の貫通は無しです。
GM:もりっといった
GM:けど生きてる!
三和宇良子:ならばカゲトラくんに託すほかないな。
三和宇良子:演出!
三和宇良子:これまでの三和宇良子は、UGNエージェントとしては素人で、どうしようもなかった。
三和宇良子:戦いは下手。有り余るパワーに任せっきり。それなのにトラブルばかり呼び込む。
三和宇良子:今回も、そうなるはずだった。
三和宇良子:だが……今回呼び込んだトラブルは、今までにない重大な絆と覚悟を作り出すもので、
三和宇良子:〝偶然にも〟彼女は、成長をする……せねばならぬ機会を与えられたのである。
三和宇良子:これまでは力の入れ方が分からず、目を閉じて武器を振るうばかりだったが、今は、違う。
三和宇良子:肩掛け鞄に手を突っ込み、取り出したのは赤く煌めく刀身が特徴的な剣。ハニーコメットの1stシングルが変形したが故の輝きか。
三和宇良子:それをきちんと両手で握り、奥歯を噛みしめて、力を込めるべき場所に力を込めて……思い切り縦に振った!
三和宇良子:さぁ、どうなる!
BADDATA:大振りの縦斬り。回避などままならない巨体なれど、その攻撃を見ることは容易い。
BADDATA:その牙と膂力で受け止め、弾き飛ばそうと脚を踏み込んだ時……
BADDATA:“偶然にも”。散弾で空けられた穴から漏れた血液がたまり、他より少しだけ緩い地面を踏み抜いた。
BADDATA:反応が遅れる。
BADDATA:結果。牙の振りは遅れ、その剣は牙をよけ、肉を大きく切り裂いた!
BADDATA:「■■■!!!」大きくうめき声を上げる。しかして、倒れるにはまだ遠い
GM:以上! お次!
三和宇良子:いつもと違って目を閉じず、しっかりと全てを見ている。
登良景秋:はい~ コンセ+無形の影+エクスプロージョン+マシラのごとく。侵食+16(122)
登良景秋:三和ちゃんのロイスをタイタスにして昇華
登良景秋:ダイス+10個
登良景秋:17dx7+2
DoubleCross : (17R10+2[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,4,6,7,7,8,9,9,9]+10[2,3,5,8,8,10]+5[5,5,5]+2 → 27

BADDATA:ガード!
登良景秋:48+3d10
DoubleCross : (48+3D10) → 48+15[7,5,3] → 63

GM:装甲は!
登良景秋:有効!
BADDATA:ひぇーっ瀕死! ぎりぎり生き残る!
登良景秋:偉い丈夫っスね
春哉彼方:我ら、装甲を無視できないUGN故
三和宇良子:これで生き残るの、勘弁していただきたい。
登良景秋:演出~
登良景秋:景秋の手から黒いインクが湧き出て、巨大な筆になる
登良景秋:筆を振るたびにインクは飛びちり、絵が形成されていく
登良景秋:「ちょっと待てよ…この力《チカラ》本当マジで最っ高…!」
登良景秋:気が付けばBADDATAの周囲には、天井や柱、床を含め幾つもの
登良景秋:絵、絵、絵
登良景秋:委細の違いあれどそれらは全て同じもの。
登良景秋:ミサイルの戯画
登良景秋:「チェックメイトだ」
登良景秋:指を鳴らす
登良景秋:瞬間、戯画と化したミサイル全てが実体化し爆風を生み出す
BADDATA:「■■■■■ッーーーー!!!」
BADDATA:爆風の中でも響くほどの絶叫。
BADDATA:尾がちぎれ飛び、牙がひび割れ、女体部が爛れて動かなくなってもなお
BADDATA:地を踏みしめ、その中を疾走する。
登良景秋:「彼方!締めは頼んだぜ」
三和宇良子:「お願い!」
春哉彼方:「おっけー! でも、なんか嫌な予感が……」
GM:クリンナップ
BADDATA:Eロイス:殺刃圏の効果 全員に2d10のダメージ
BADDATA:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[8,2] → 10

三和宇良子:もうリザレクトは使えない……。
登良景秋:ダメージ計算、現在HP4
三和宇良子:ロイス 今回の事件 を取得して即座にタイタスに昇華させて復活します!
春哉彼方:こちらは倒れて、リザレクト!
春哉彼方:リザレクト。春哉彼方の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:89->92)
BADDATA:BADDATAの体が隆起する。皮膚を突き破るようにして、なにかが飛び出す。
BADDATA:牙。爪。腕。脚。尾、翼、頭、動物の部位を部位を無理やり詰め合わせたような、翼。
BADDATA:翼をひろげ、突撃する。地面ごと、木ごと無理やりえぐり取るような、破壊の弾丸。
三和宇良子:「ま、けるか……負けるかぁ……っ!」攻撃を受けながらも、耐え続ける。
三和宇良子:「友達を護らなきゃなのに! 負けられるかあっ!」
三和宇良子:吠える!
春哉彼方:「ぁぐっ……!」 かわし損ねた弾丸が、みぞおちにクリーンヒットする。鋼の鎧に身を纏い、食い破る事は叶わないとはいえ、その衝撃はハンマーで殴られるのと大差ない。
春哉彼方:「これじゃみんなが持たない……やるっきゃ、ないか……!」 バイザーの下で、眼光が決意を宿す。
登良景秋:「そろそろきつく成って来たな。彼方に期待するっきゃねー」実体化させていなかったミサイルの絵で迎撃しつつも、正気うかがう
GM:では、第二ラウンド、セットアップ!
BADDATA:《小さき魔眼》のみ宣言
三和宇良子:セットアップ、相変わらず無し!
春哉彼方:《ソードマスター》、自身に宣言。武器はショットガンを選択。
登良景秋:なし
GM:ではイニシアチブ。エネミーに宣言はないので彼方ちゃんの手番!
春哉彼方:では、マイナーなし。メジャーでショットガンの射撃! 判定前にグローイングアーマーの特殊効果を使用!
春哉彼方:判定直前に宣言することで、あらゆる判定の達成値を1シナリオに3回まで+【感覚】できる! 彼方の感覚は8なので達成値+8!
春哉彼方:ダイスボーナスその他は先ほどと同様! ダイス10C値10固定値14+8で22!
春哉彼方:10dx+22 シュート!
DoubleCross : (10R10+22[10]) → 9[1,1,1,2,2,3,5,8,9,9]+22 → 31

BADDATA:ガード!
春哉彼方:4d10+7 ぶち抜けーっ!
DoubleCross : (4D10+7) → 21[8,1,8,4]+7 → 28

GM:これはっ……!
三和宇良子:やったか……?
BADDATA:28から装甲ガード合わせて12をひき、16点! 残りHPは
BADDATA:12! 戦闘不能!
BADDATA:復活無し!
春哉彼方:怖っ!? だいぶギリギリ!
登良景秋:よっしゃ
三和宇良子:うおおおおおお!
春哉彼方:よし、演出!
春哉彼方:「……プログラムドライブ。システム『MPv1.37』、モード『アサルト』」
合成音:「『アサルト』承認。リミッター解除。稼働臨界までカウントスタート。30,29」
春哉彼方:「……さ、一気に片付けるわよ!」 跳躍し、女性体が生えている部分の横に陣取る。彼女が動かなくなった今、そのポイントは死角だ。
合成音:「25,24,23」
春哉彼方:「さーて……」 ショットガンを構え、一気に連射する。至近距離ゆえ、避ける事は叶わない。
BADDATA:「■■■ーーーッッ!! ■■ー!!」
春哉彼方:本来なら弾切れであろう弾数を撃ち込んでも、その射撃は止まらない……モルフェウスの能力で、弾丸を弾倉内に追加していっているのだ。
春哉彼方:「あんたもさぁ! バカみたいな生まれ方して大変だけど! 流石に動いてもらってちゃ困るのよね!」
合成音:「19,18,17」
春哉彼方:「別に謝んないわよ! アタシも生きたいアンタも生きたい、両立しないならアタシが生きる、それだけなんだから!」
合成音:「13,12,11」
春哉彼方:BADDATAも無策ではない。体表から肉の弾丸を生み出し射撃するが……臨機応変に動く彼方を捉えるには至らない。あるいはこれが彼女の言う『アサルト』による効果だろうか。
春哉彼方:「でもまあ……死んだ後で恨み節ぐらいは聞いたげるから」
合成音:「7,6,5」
春哉彼方:「……先に行ってて。待たせると思うけど」
合成音:「3,2,1」
春哉彼方:「じゃあね」
春哉彼方:最後に、一発。
BADDATA:「ッッー!!」「■、■■ー……」執拗なまでに打ち込まれ続けた散弾。
BADDATA:振り払おうと暴れても、肉の弾丸を打ち出しても止まらない。
BADDATA:だんだんと動きが弱くなっていき
BADDATA:最後の一発を皮切りに、四肢から力が抜ける。重量感のある音とともに、巨体が地に伏した
GM:戦闘終了!

■バックトラック

GM:バックトラックのお時間だオラァ!
春哉彼方:うおーどんどんどn
三和宇良子:ヒャッハー!
登良景秋:はーい
GM:今回のEロイスは3つ!

Eロイス:ありえざる存在《一閃》
Eロイス:唯我独尊
Eロイス:殺刃圏

GM:Eロイス分の後通常ロイス分もどうぞ!
登良景秋:122-3d10
DoubleCross : (122-3D10) → 122-14[3,6,5] → 108

三和宇良子:103-3D10
DoubleCross : (103-3D10) → 103-19[1,9,9] → 84

三和宇良子:これでもう確定。残りも振っちゃいましょう。
登良景秋:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-28[3,8,3,10,4] → 80

三和宇良子:等倍で振りますねー。
三和宇良子:84-5D10
DoubleCross : (84-5D10) → 84-42[10,8,10,5,9] → 42

春哉彼方:すごく下がってる
三和宇良子:ぷしゅー。
春哉彼方:アタシはEロイス分はいらないです。通常振りで下げますー。
春哉彼方:92-6d10
DoubleCross : (92-6D10) → 92-37[8,6,4,4,6,9] → 55

登良景秋:5点帰還
三和宇良子:全員、家路をたどれますね。
GM:全員帰還!!!
GM:今回の経験点は、いつもの5点+シナリオ5点に、Eロイスが3つで3点。
GM:さらにエネミーがDロイス:変異種をもっていたので、その分も足して
GM:14+侵蝕分でどうぞ!
三和宇良子:何ぃ!?
春哉彼方:侵食分は4点。18点頂きます。
登良景秋:19点いただきます
三和宇良子:えっと……えっと?
三和宇良子:Dロイス持ちのエネミーと戦った記憶がなく……。
GM:BADDATAですね。《獣魔の巣》はDロイス:変異種のエフェクトなので
三和宇良子:これまで、そういう経験がなかったものですから……申し訳ない。
GM:敵がDロイスを持っていた場合、その分も経験点に加算されるのです!
三和宇良子:なるほど、獣魔の巣使用時に加算される侵食値の分、頂けるということですか?
登良景秋:いや、一点
登良景秋:一点足されている
GM:いえ、Eロイスと同じように、Dロイスの数だけ経験点がもらえます
三和宇良子:あ、そういうことか! 失礼しました!
GM:いつもの5点+シナリオ5点+Eロ3点+Dロ1点+各自の侵蝕分ですね!
登良景秋:だから、自分の侵食率分の経験点を分かっていれば、それに14点足せば良いよ
GM:三和ちゃんは42なので侵蝕分は3点ですね
三和宇良子:つまり合計17点ですか。
GM:です!
三和宇良子:すみません、いらぬ時間を使わせてしまいました。
GM:そしてGM経験点として、3つの平均。ちょうど17点いただきます!
GM:いえいえー

■ED 『Dear My Works』

GM:N市 某所 セーフハウス
GM:あなたたちは、“BADDATA"の撃破を成した後。獅子宮姫々を連れこの場所に戻ってきた。
GM:……彼女はあの場で去ることも考えていたようだが、それを引き止めた形だろうか。
獅子宮姫々:「……ま、なにはともあれ、おつかれさま」
春哉彼方:「ん、お疲れー。いやーほんと疲れた。明日筋肉痛かもね」 あはは、と笑う。……どことなく営業スマイル色が強いかもしれない。
三和宇良子:「本当に疲れたよー……いやいや、ほんとお疲れ様。姫々ちゃんも」
獅子宮姫々:「私はなにもしてないわよ。倒したのはあなたたちじゃない」
登良景秋:「っつー、全身が痛いぜ」
登良景秋:「そうだよ三和。寧ろキキにごねるだけごねとけ」
獅子宮姫々:「あらカゲアキ。体なら用意するわよ?」
登良景秋:「生憎だがそうやすやす替えられるようなもんじゃないんだよ」
三和宇良子:「わたし、そんなに欲深い感じに見える?」と冗談を言って笑うと、再び椅子に座る。机に突っ伏すとそのまま眠ってしまいそうで怖いので、それはやらないことにした。
獅子宮姫々:「やすやす変えられるようにするから、“マスター”なんだとはおもわない?」
春哉彼方:「あっはは、分かんないのキキ? 替えたくないって言ってんの、カゲトラは」
獅子宮姫々:「あら。わかってていってるに決まってるじゃない、かなちゃん」
獅子宮姫々:うふふ、と笑う
春哉彼方:「サイッテー」 べー、と舌を出す。
獅子宮姫々:「大変だわうらちゃん。娘が反抗期よ」
三和宇良子:「ジョークがヘビーすぎる。でも、実力は本物なんだもんなぁ」
三和宇良子:「反抗期ねぇ。12歳だったら、そういう時期でもおかしくないかもじゃない?」笑う。
獅子宮姫々:「うふふ……ねぇうらちゃん」
三和宇良子:「んー?」
獅子宮姫々:「私がかなちゃんのこと、娘と呼ぶこと」「おかしいとは思ってないの?」
春哉彼方:「……」 視線が空中をさまよう。
三和宇良子:「…………」一寸、押し黙ってから「わたしが聞いちゃ、ダメかなって」逸らすように彼方へと視線を向ける。
三和宇良子:「友達だからって全部話さなきゃ、ってわけじゃないのは……否定しないから」
獅子宮姫々:「私はそれでいいけど……どうなの、かなちゃん」
三和宇良子:「そりゃ本音を言えば気になるけどぉ!」「でもさぁ……!」ままならない気持ちが右往左往する。
春哉彼方:「んー……いや」 はー、と息を吐いて。「話すよ。全部が全部一切合切、って訳じゃないにしても、事情が分かるぐらいにはね」
三和宇良子:「……いいの?」
春哉彼方:「もう断片的には聞いちゃってるでしょ? その状態で宇良子おねーさんを宙ぶらりんにするのはアタシが嫌だし、それに……」
春哉彼方:「……」 言葉を選んでいる
春哉彼方:「……アタシが話したいんだ、誰かに」
春哉彼方:「こんな話、アナにもサヤにもタキにもできないしね」
三和宇良子:「じゃあ、かなたん……ううん、彼方ちゃん。お願いします」頭を下げる。
登良景秋:「じゃあ遠慮せずに聞かせてもらうぜ。言えない事言える機会ってのもそうないしな」
春哉彼方:「ん、ありがと、宇良子おねーさん、カゲトラ」
獅子宮姫々:無言でひらひらと手をふる。
春哉彼方:「……春哉彼方、アイドルグループ『ハニーコメット』の一人、12歳、乙女座の女の子」
春哉彼方:「ハニーコメットは最近できたグループだし、女の子なのはただの事実だけど」
春哉彼方:「それ以外は全部、後付けなんだ」
三和宇良子:「後付け……」
登良景秋:「『普通』じゃねーのは途中から分かってたが、全部か。」
春哉彼方:「そ。乙女座はアタシが勝手に言ってるだけだし、年齢は推定で正確なところは分かんない」
春哉彼方:「春哉彼方って名前は大事な貰い物だけど、生まれたときから、って訳じゃない」
三和宇良子:「……そんな、ところまで」後付けだなんて、と……聞こえないように呟く。
春哉彼方:「その辺りを全部はぎとって、最初にアタシについてた属性(タグ)は、一つだけ」
春哉彼方:「スミスワークス謹製戦闘実験体、マスターピースv1.32」
春哉彼方:「そこにいるマスターワークスの作品の一つ、それが最初のアタシ、ってわけ」
獅子宮姫々:にこにことした顔で小さく手をふる
三和宇良子:「そっか……そうだったんだ」少なくないダメージ。
三和宇良子:春哉彼方という出来すぎた名前は芸名だろうと思っていたので問題はない。一番効いたのは、年齢すらあやふやなところと、真の名前だ。
三和宇良子:自分を示すものがあやふやで、なおかつ〝モノ染みている〟のは、一体どんな感覚なのだろう。
登良景秋:「らしーな。でも今のお前は違う、だろ」
春哉彼方:「……うん。事務所発表12歳、乙女座の女の子、アイドルグループ『ハニーコメット』の一人……春哉彼方」
春哉彼方:「全部ひっくるめて今のアタシ」
獅子宮姫々:「大きくなったわねぇ」
春哉彼方:「おかげさまで。親は無くても子は育つ……文字通りね」
獅子宮姫々:「ちなみに、これも言ってなかったことなんだけど」
獅子宮姫々:「娘ってのもそんなに間違いじゃないのよね」
春哉彼方:「……」
獅子宮姫々:「だって、あなた作るのに、半分くらい私の遺伝子もつかってるし」
春哉彼方:「……はい?」 初 耳
獅子宮姫々:「親はなくとも子は育つものねぇ」
三和宇良子:「……全くの0じゃないって、こと?」
三和宇良子:「彼方ちゃんには、血とか、そういう繋がりは全然ない……そういうわけじゃ、ないってこと?」
獅子宮姫々:「私との繋がりがある、っていう意味ならまぁ……」
三和宇良子:「なんにもないわけじゃない。そういうことで、いいんだよね?」
獅子宮姫々:「そうなるわね」
三和宇良子:「だったら……そうか……そっかぁ……」
春哉彼方:「……うぇぇぇ」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
三和宇良子:「自分勝手な感性だけどさ……純粋培養とか、そういうのじゃなくてよかったって、思うよ」
三和宇良子:「どういう形でも……ルーツがあるなら、寂しくないって思うからさ」
春哉彼方:「そ、そっか。そういうもんかな。宇良子おねーさんの感性の方が普通なのかな」
春哉彼方:「……」 ちらっとキキを見る
獅子宮姫々:「私に振らないでほしいのだわ」
春哉彼方:「じーざす」 天を仰ぐ
三和宇良子:「も、もちろん、虐待するような親だったら相手は別だけど! でも!」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
三和宇良子:「いや、別の人なら〝頼んでもないのに生み出すのは虐待〟みたいに言うかもだけど!」
三和宇良子:「でも……どう言えばいいのか分かんないけど〝0から生まれた物体〟だって、姫々ちゃんが言わないなら、いいことだと思う」
三和宇良子:「ごめん、日本語下手くそで……」しゅんとなる。
春哉彼方:「……いや、大丈夫」
春哉彼方:「伝わってるよ、宇良子おねーさんの言いたい事」
春哉彼方:「なんだろ……アタシも、ほっとしてないって言うと嘘になるし」
春哉彼方:「ただ、その」
春哉彼方:「……『これがぁ?』というお気持ちだけはしばらく心に抱かせてほしい……」
獅子宮姫々:「ひどいのだわ!?」
獅子宮姫々:「カゲアキー、かなちゃんがひどいのよー」
登良景秋:「あん?正論しか言ってないだろ彼方は」
春哉彼方:「『血のつながる親がいないと思ったらいた安心感』と『その親が気に入らない』は両立する気持ちですー」
獅子宮姫々:「う、うらちゃん……」
三和宇良子:「ごめん。好き勝手に実験してたのは擁護出来ません。プロの弁護士じゃないので」
獅子宮姫々:「味方がいないのだわ!?」
三和宇良子:「検察側は、姫々ちゃんは彼方ちゃんに一言謝っておいた方がいいと主張します」
獅子宮姫々:「むぅ……でもいいじゃない。友達には何もする気はないのだもの……」
三和宇良子:「……娘が不安になってたら、お母さんはどうするべきだと思う?」ここは退くべきではないと判断し、深追いする。
三和宇良子:「今まで辛い思いをしてたんだって分かったら、お母さんはどうしたらいいと思う?」
獅子宮姫々:「妙にうらちゃんが強情ね……」
三和宇良子:「友達のことだからね」
獅子宮姫々:「友達ならともかく、作品にどう扱いをかけてもいいじゃないの別に……」
登良景秋:「作品だったら大切にしろよ」
春哉彼方:「……キキー、ところでさ」
獅子宮姫々:「なにかしら」
春哉彼方:「あなた、最初にアタシと顔合わせて、アタシがそっちに気付いてなかった時さ」
春哉彼方:「友達になりましょう、って言ったよね、アタシに」
獅子宮姫々:「そうね」
春哉彼方:「確かあの時、アタシは一応受けてたと思ったんだけど」
獅子宮姫々:「春哉彼方とは友達よ」
春哉彼方:「あっ、ふーん……」
春哉彼方:「……」 目薬を取り出します
春哉彼方:さします
春哉彼方:「うわーん、宇良子おねーさーん!」
獅子宮姫々:「えぇっ!?」
三和宇良子:「おお、可哀想に可哀想に」乗る。
春哉彼方:「えぐえぐ」
三和宇良子:「おいで。薄情なお母さんの代わりになりますからねー」両腕を広げる。そして、姫々へとチラチラ視線を向ける。
春哉彼方:「うわーん!」 胸の中に飛び込んでいこう
三和宇良子:「おー、よしよし。ほらほら、だらしのない太ももの上でよければ座るがよい」彼方をぎゅっと抱きしめながら、相変わらず視線は姫々へとチラチラ。
獅子宮姫々:「んな、ま、な、ま……」
獅子宮姫々:ばっと視線をカゲアキのほうに
登良景秋:「あー…これは嫌われたのかもなー。親っぽい事してなかったからなー」
獅子宮姫々:「いや、ちょ、カゲアキまでこれにのっかるの!?」
獅子宮姫々:「ふぐぐぐ……」視線を二人の方に戻して
春哉彼方:「えへへー」 抱きしめられた状態で座ってご満悦
三和宇良子:「いやぁー、こんな子を娘に持つお母さんが羨ましいなぁー」
三和宇良子:「〝親の顔が見てみたい〟ですなぁー」
獅子宮姫々:「うぅぅぅ……はぁ」
獅子宮姫々:「もう、わかった。わかりましたー」
獅子宮姫々:「……その」
獅子宮姫々:「悪かったわね。彼方」頬をかきながら
三和宇良子:「……だってさ、彼方ちゃん」いつでも彼方が姫々のもとへといけるよう、姿勢を変える。
春哉彼方:「……ん」 ちょっとだけ名残惜しそうにしつつ、宇良子さんから下りて
春哉彼方:キキの方に向き直って
春哉彼方:「ま、その……こっちもちょっと今のは意地悪だったわ。それは謝る」 ぺこり、と軽く頭を下げて
獅子宮姫々:「えぇ、すごく意地悪だったわね」
獅子宮姫々:「そんな意地悪をする娘だとは思わなかったわ」「……はぁ、でも」
獅子宮姫々:「似るものだものね」両手を広げて
春哉彼方:「あはは。そーゆーもんなのかなあ」 と言いつつ、一歩一歩歩み寄って
春哉彼方:ぽふん、と、寄りかかるように抱かれる
獅子宮姫々:「知らないわよ」ぽんぽん、と軽くあやすように背中を叩く
春哉彼方:「……そっか」 くったり、と力を抜いて、身をゆだねる
獅子宮姫々:「……全く。あの頃はもっと従順だったのになぁ」
獅子宮姫々:あやすようにそっと頭を撫でて
春哉彼方:「色々教わったからね。アナとか、サヤとか、タキとか、トレーナーさん、プロデューサーさん、それに宇良子おねーさんとかカゲトラとか……あと、アイツにも」
獅子宮姫々:「アイツ……あぁ、あの子」
獅子宮姫々:「……私なら、五体満足の体も用意できるわよ?」
春哉彼方:「それだけはお断り」
獅子宮姫々:「はーい」
春哉彼方:「はあ、こんな奴がなぁ……」 ため息をついて
春哉彼方:「……ねえ」
獅子宮姫々:「なに?」
春哉彼方:「おかーさん、って呼んでいい?」
獅子宮姫々:「……うふふ、あははは」
獅子宮姫々:「えぇ、いいわよ。そのくらい」
春哉彼方:「ありがと。……え、と、お……」
春哉彼方:「おかー、さん……」
獅子宮姫々:「なぁに?」にやにや
春哉彼方:「……呼んでみただけだよ、おかーさん……」 少しだけうるんだ目を、ギュッと閉じて
春哉彼方:「……ちょっとだけ、休む……」
獅子宮姫々:「……おやすみ」
春哉彼方:「……うん。おやすみ、おかーさん」
春哉彼方:しばらく力が抜けた状態で寄りかかり……やがて、すぅすぅと寝息が聞こえ始める。
三和宇良子:「……カゲトラくん」彼方を起こさないよう、静かに名を呼ぶ。
登良景秋:「…ま、これで一件落着ってとこだな。」
三和宇良子:「うん。そうだけど……」
三和宇良子:「わたしだけじゃ、こんな風に一件落着まで辿り着けなかった」
三和宇良子:「カゲトラくんが……景秋くんが力を貸してくれたおかげで、辿り着けた結果だよ、これは」
三和宇良子:「だから……ありがとう」満面の笑みを浮かべ、心の底から礼を言った。
登良景秋:「ま、そう言ってもらえて?悪い気はしないけどよ」
登良景秋:「今はそっとしといてやろうぜ。」
登良景秋:「初めての家族水入らずの時間だからな」
獅子宮姫々:──だからきっと、これは蛇足なのだろう。
獅子宮姫々:後ろ手に、端末で彼女に連絡を入れる。血の繋がりの本当にない、しかし今はもっと完成に近いもうひとりの娘に。
“ゲンティアナ”:『……悪い人』
獅子宮姫々:それだけの返信。だけど、彼女ならちゃんと頼んだ仕事はしてくれる。
獅子宮姫々:……親子の時間も、友達の時間も大事だ。これは私の欲望に直結するものだから。
獅子宮姫々:でも、私は。“マスター・ワークス”だ。
獅子宮姫々:「えぇ。今は」
獅子宮姫々:「寝かせて置いてあげましょう」

GM:ダブルクロス The 3rd Edition 『Dear My Works』
GM:セッションコンプリート!
GM:お疲れさまでした!
三和宇良子:お疲れ様でしたー!
春哉彼方:お疲れ様でした!
春哉彼方:おのれおかーさん、いったい何を企んでいやがる
三和宇良子:偶然が運命を呼び込んだ、凄いセッションだった!
登良景秋:お疲れ様でした…!
三和宇良子:改めて、宇良子を選んでくださってありがとうございました! おかげで、こんな素敵なセッションに参加出来た……!
登良景秋:景秋も参加できて良かったです!楽しいセッションが出来ました
登良景秋:ウィンさんとも本当に久々に卓ができて良かったです
春哉彼方:彼方も選んでいただきありがとうございました! 初稼働がこれとは信じがたい幸運よ……
春哉彼方:鮪さんもお久しぶりに同席して楽しかったです。ありがとうございました。
三和宇良子:カゲトラくんのスマートな活躍を再び見られたのも凄くよかったです。
三和宇良子:彼方ちゃんも、ヘビーな背景を背負いながら戦うのがよかったなぁ。
GM:信じられるか? これ全部偶然なんだぜ?
三和宇良子:姫々ちゃんの性癖ぶちこみセットも最高に機能していたし、最高では?
三和宇良子:GMとPLの皆さんのロール力とアドリブ力に支えられ、好き勝手動き回れたことに感謝の連続でございます。